今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

昨日のつづき…

『ベートーベンは凄い!交響曲全曲演奏会』

笑っちゃうような、そのまんまのコンサート名!!!
チケットの状況を調べるのにパソコンで検索する時に「これで良いのか」って思って、別なキーワードで検索したんだけど、中々行き当たらない…(((^^;)

文化会館のチケット・サービスでチケットを申し込む時に「コンサート名をお願いします」ってオペレーターのお姉さんに言われて絶句してしまった。
いろいろと誤魔化すのは私の得意技なので…「え〜っと、大晦日の大ホールのぉ〜…」って言ったところで、素敵な声のオペレーターのお姉さんが「はい、ベートーベンは凄い!交響曲全曲演奏会でございますね?」とスラスラと…

で、B席の最後の3枚だと言われた席からチケットをゲット(^-^)v

チケットの値段は海外オペラのA席並み…私のような一般ピープルは確かに買うのに躊躇するよなぁ〜(^^;)))
でも、交響曲全曲で9曲あるし、コンサート4回分って考えると高いとは言えないのかなぁ。
と、あれこれ考えて、今回初見参!

開演2時5分前にはまだ、上野駅前のコンビニで買い物してたんだよねf(^^;
必死に走って、会場in!
席に着いた途端に演奏が始まるという…待ちに待ってた割には、ギリギリセーフ状態(^-^ゞ

演奏会は途中に何度か休憩を挟み、この企画をプロデュースした三枝成章氏が各セクションのリーダーと楽器のレクチャーをしてくれたり、さらに夕飯時には「大」休憩もしっかり確保してくれたり…初心者でも十分楽しめるように構成されてました。

ただ、14時〜25時って凄いよ…チケットを持ってれば、再入場も可能だから、全曲聞く人はあまり居ないって聞いてたんだけど、私の周りの人達はほとんどが完走でした。さすがに第九で午前0時だったので、帰路の確保のために帰った人が出てたけど…

凄いのはベートーベンだけじゃなく、かかる時間もだけど、何よりオーケストラのメンバーがまた凄い!
基本ベースはこの企画立ち上げの頃から、N響のメンバーだったらしい…N響篠崎史紀さんがコンサートマスターだとは知ってたけど、それ以外には全く予備知識が無かったので、ハイレベルな演奏陣にビックリ(^-^)/
N響メンバー以外の奏者はみなそれぞれの楽団で首席を勤める人逹ばかり…
凄い!
で、指揮が炎のコバケンこと小林研一郎

コバケンが自分の世界に入り込んじゃっている感じがしないでもないけど、大晦日の1日を贅沢な気分で過ごすには最高のイベントです。

終演後、観客が通るロビーの一角で篠崎さん始め、弦のメンバー5人で1曲演奏して送り出してくれました。

スーツ姿で畏まって聞くクラシック・コンサートというより、もっと親しみのある感じ。

都内の主要路線は全て終日運行だったのかなぁ?ホールを出てきた時には1時を過ぎてたから、JR上野駅の公園口と不忍口はすでにシャッターが下りてて…ちょっと遠回り(;_;)でも、私は普通に帰宅できたけど…

本当に行って良かった(*^^*)