今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新選組烈士伝 歴史・時代アンソロジー

「新選組興亡録」に続く新選組のアンソロジー2作目を読了。 「新選組烈士伝 歴史・時代アンソロジー」縄田 一男 編(角川文庫) 以下、感想。。。 やっぱり、ちょっと古い感は否めない。確かに斎藤一が蝦夷にいたって良いのだけど、中村半次郎と見知っていたっ…

新選組興亡録

次に読んだ新選組の本は、新選組本に良く見られる「アンソロジー」本。評論、史談はなく、小説だけを9篇。 同じ編者による「新選組烈士伝」もあるが、出版順によるとこちらが先のようだ。 「新選組興亡録 歴史・時代アンソロジー」縄田 一男 編(角川文庫) …

土方歳三

読んだことのない作家さん。文庫では探せなかったので、単行本を図書館で借りた。黄色の表紙が印象的。本の厚さは2cmもないほどで分量はそれほどでもないと表紙を開いたら、なんと2段組! 文庫ばかり読んでたので、久しぶりの2段組にちょっと戸惑う。 「…

ハンターキラー 潜航せよ

大作の潜水艦映画は久しぶりではないかしら。とにかく、潜水艦映画ってハズレが無い気がする。その舞台となる潜水艦は限られた空間で逃げ場が無い。深い海の中、ソナーが頼りの探索。1度浸水すると命の危険が全員に訪れる。そんな過酷な状況下で描かれる絆、…

バイス

ブラッド・ピットの製作会社Plan-Bによる作品。最近の彼は演じるより作る方が評価されてるけど、その自信の現れのような映画。 かつて、アメリカ副大統領の地位は、大統領が任期中に死んだ時しか仕事が無いと言われたお飾りのような立場だった。それをチェイ…

総司の夢

小松ノエルさんに「歳三の剣」という著作がある。それを読む前にこちらも読んでおくと歳三と総司の関係性が分かるというレビューを見つけた。 それなら、読んでみよう! 「総司の夢」小松 ノエル 著(講談社) 以下、感想。。。 ここで言う「夢」は将来の夢で…

ザ プレイス 運命の交差点

久しぶりにヒュートラ有楽町へ。「ザ プレイス」というのはとある交差点に面したカフェの名前。そのカフェを舞台に描かれる。 カフェは全面ガラス張り。入口から1番遠い奥のテーブルにはスーツを着て、黒い大きな手帳を広げる男が1人。彼はそこで食事をし、…

僕たちのラストステージ

試写にて鑑賞。久しぶりの神保町、一ツ橋ホール。 第二次大戦前の古き良き時代にお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」として活躍したスタン・ローレルとオリバー・ハーディの物語。 だがしかし、映画は彼らが世界中で人気を博した16年後が舞台になる。表舞台…

新選組裏表(うらうえ)録 地虫鳴く

昨年10月からずっと続いてる新選組関連本の読書。何事も三日坊主で長続きしない私がそろそろ半年になろうかと言うのに、未だに新選組関連の書籍を読み続けている。 そして、半年前この熱を私に与えたのは本書の著者である木内昇さんの「新選組 幕末の青嵐」…

ROMA/ローマ

アルフォンソ・キュアロン監督最新作。Netflix配信映画で、様々な映画祭で評価され、アカデミー賞にもノミネートされるに至り、日本でも劇場公開された。 Netflixでの配信公開というパターンは今後さらに増えると思われるが、果たして、ネット配信作品を「映画…

新選組グラフィティ 1834-1868

最近は自前の新選組本ばかりを読んでましたが、やはり刊行からそれほど時間の経ってない書籍は値段もかなりお高い(汗)。たとえ中古でも(涙)。 そこで、再び図書館にお世話になりました。 「新選組グラフィティ 1834-1868 幕末を駆け抜けた近藤勇と仲間たち」堀…

新選組の哲学

この度の新選組関連本は、新選組研究者の方ではなく、哲学の先生が書かれた本です。面白い視点から捉えた新選組の姿(妄想だけど…汗)を描いています。 「新選組の哲学」福田 定良 著(中公文庫) 以下、感想。。。 「私」と名乗る著者は、今は既に廃刊になって久し…