今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

2020年の劇場公開が決まり、先ごろクランクアップの会見があったばかりの映画「FUKUSHIMA 50」。その原作本として紹介された本書。 東日本大震災で発生した大津波が襲った福島第一原発。チェルノブイリ原発事故をも超えるほどの大災害の発生が懸念された現場…

キングダム

マンガ原作ながら、「アベンジャーズ」に対抗するほどの大ヒットとなった本作。レビューで見かける評判もそこそこ良いので、劇場へ。 原作未読なので、ストーリーや原作との調和については何も言えないけど、中国ロケしたと思われるスケール感は邦画にはあま…

歳三の剣

小松エメルさん。著者プロフィールを見ると母方にトルコ人の祖父を持つとある。一風変わったお名前は、そのトルコの言葉から取ったそうだ。 トルコ語で「強い、優しい、美しい」という意味の言葉を名に持つ作家はまさにその意味の通りの1人の男を描いてみせ…

ドント・ウォーリー

ちょっとスピード違反な(汗)電動車椅子。勢い余って転倒してしまい、放り出された主人公を助けてくれたのは、通りがかりのスケボー少年たち。 自分で描いた風刺漫画を見せながら、彼は自分の来し方を語り始める。。。 主人公は片時も酒瓶を手放すことがない…

歳三奔る 新選組最後の戦い

小栗旬くんの新作映画の原作「罪の声」で一旦お休みした新選組関連読書も再開! 「歳三奔る 新選組最後の戦い」江宮 隆之 著(祥伝社文庫) 以下、感想。。。 新選組の最後の戦いにフォーカスした小説。表紙カバーに「長編時代小説書下ろし」と表示されている…

ふたりの女王 メアリーとエリザベス

もう公開からだいぶ経つので、劇場で観るのは諦めていたのだが、なんとシネスイッチ銀座で上映が始まった。ネット配信公開で話題を呼んだアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA」を公開したり、なかなか良いお仕事をなさる。 名画座にかかる一歩手前の時期と…

アガサ・クリスティ ねじれた家

久しぶりの角川シネマ有楽町。この劇場は観やすくて、作品のチョイスもお気に入りの私の好きな劇場の1つ。 原作者であるアガサ・クリスティが自身で最高傑作に挙げた「ねじれた家」の完全映画化。 今年のアカデミー賞で惜しくも主演女優賞を逃したグレン・ク…

シャザム!

とりあえず、続編ありき? 「バットマン」と同じDCコミックの新ヒーローは中身は子供なスーパーヒーロー(汗)。 里親の元を転々とする少年。斜に構えてはいるが、結局、それは彼を認めて本気で受け容れてくれる大人に会えてない寂しさの裏返し。 とうとう、自…

荒野にて

ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。既に60席のスクリーン2上映に移行。風景が素晴らしかったので、スクリーン1の大きなスクリーンで観ておけば良かったな… 主人公の少年のバックボーンについては特に説明は無い。それは話が進むうちに分かってくる…

罪の声

先ごろ情報解禁された来年公開予定の小栗旬くんの新作映画の原作小説。まだ、文庫化されてないので、単行本発刊直後から映画化への取り組みが始まったのかな。 「罪の声」塩田 武士 著(講談社) 以下、感想。。。 「現代 小説」電子版に掲載の「最果ての碑」…

10連休の過ごし方 その2

「土手の伊勢屋」の話でいっぱいになったので、他のお店はこちらに。 映画を観に行くために有楽町にはよく出かける。でも、銀座の中央通りまでは行かない(汗)。やっぱり、銀座は敷居が高い(笑)。 でもGWだし、通常営業だと行列フリークだけでなく、近隣のサ…

10連休の過ごし方 その1

有給や振休などを組み込まない完全無欠な10連休。映画を観、本を読み…それはこの後、感想をアップするけど、それ以外に楽しんだことを書いてみる! 行列の出来る店を訪ねてみた。。。 まずは、「土手の伊勢屋」こちらは天ぷらのお店。天丼が有名らしく、地図…

改元を祝う10連休

改元というのはその時の天皇陛下が崩御され、皇太子殿下がそのあとを受け継ぐ…昭和から平成への改元を経験した私はそう思っていた。 ところが、平成天皇陛下が国民に退位への思いを直接「お気持ち」として伝えられた時、「譲位」による改元もあり得るのだと…