今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

今年もお世話になりました。

年が明け、気がつくともう師走…こんなことをいったいどれだけ繰り返しているのか… 今年も1年が過ぎようとしています。鑑賞した映画と読んだ本の感想記録として始めたこの日記。 はてなブログに全面的に移行になってもなんとか続けることができた。 もしかし…

お家で映画

相変わらず、天候に左右される肩痛(涙)。あまり、痛み止め薬に頼るのもダメなので、気分転換にお家で映画鑑賞。と言っても、お家鑑賞はどうしても「ながら鑑賞」になるので、洋画の吹替版か邦画限定… 今回は… 「七つの会議」 「雪の華」 「RAILWAYS 49歳で運…

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

12/20からのクリスマス・ウィークに日米同時公開で始まった「スター・ウォーズ」シリーズ完結編… まぁ、製作本体のディズニーによるとこの後、数年お休みして新たに新3部作を1年おきに製作公開する予定らしい。第1弾は2022年らしいが… ちょっとお休みした後…

男はつらいよ50 お帰り 寅さん 舞台挨拶付き試写会

先日、よみうりホールで既に鑑賞済みの「寅さん」だが、今回は監督、出演者による舞台挨拶付き試写会(丸の内ピカデリー)ということで、行ってみました! チケットは座席指定券との引き換え制で、座席はランダムにあてがわれる。劇場オープンの時間に行っても…

再会の夏

久しぶりのシネスイッチ銀座。今や、シネスイッチ銀座もネット予約が出来るようになった。でも、今回は慌てなくても大丈夫そうだったので、窓口で…これもひとえにテアトルシネマグループの会員割が可能になったからだ。 同じテアトルシネマグループのヒュー…

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢

たまたまTOHOシネマズデーと重なり、たまたまヒュートラ有楽町はケン・ローチ監督の「家族を想うとき」の公開時期と重なり…有楽町界隈の映画館は激混み。。。 観たい映画の候補、上から数えて何番目だったかの本作と同じ位の「再会の時」もあったのだが…私の…

新選組謎解き散歩

新選組本を読みました!やっぱり面白い。今回は小説ではありません。タイトルから分かりますが…(汗) 「新選組謎解き散歩」菊地 明 著(新人物文庫) 以下、感想。。。 様々なエピソードにまつわる史実を簡潔にまとめている。新選組をトータルでパパっと知るに…

THE INFORMER/三秒間の死角

「インフォーマー」って情報提供者、スパイとかのことなんだそうな…まさにタイトル通りの情報提供者が、FBIの捜査に協力することで、自分の殺人の刑期を極端に短縮され、麻薬王の取引情報を提供するところから始まる。 ところが、この捜査はFBI単独の捜査で…

男はつらいよ50 お帰り 寅さん

よみうりホールの試写にて。うん、良かった! やっぱり、寅さんは日本映画の要です。渥美清さんの四角いお顔と優しい笑顔が寅さん映画には欠かせないけど、その姿が見えなくても、時は経っても、そこに寅さんは確かに存在しているのだと実感できる映画でした…

お家で映画観賞

久方ぶりのお家で映画観賞… というのも肩の激痛に襲われ、安静に過ごした3日間にやることもなく、ただ見ただけ…いや見続けただけ… 基本的に資金面で限界がある以上、劇場で観るのは自分的に優先順位の高い作品だけ。それだって、自分の都合や予定、劇場のス…

虎狼は空に 小説新選組(上・下)

先月末に突然襲ってきた肩痛、人は四十肩とか五十肩とか言うが、なんちゃらの石灰化だと診断され、正式な病症名も聞いたのだけど、あまりの痛みにそんなもの全部右から左… 今では1本の注射で劇的に改善し、少しずつ元の生活に戻りつつあるのだが、その間に嘘…

決算!忠臣蔵

「忠臣蔵」の前に「決算」と付くタイトル。つまりは華やかなりし仇討ち、忠臣蔵の討ち入りを支えた金勘定のお話。 新選組の関連本を読むようになり、まぁ、江戸時代の人たちは金勘定がどんぶりだと痛感せずにはいられないが、その新選組でも勘定方としての役…

ターミネーター:ニュー・フェート

宣伝文句で、傑作「ターミネーター2」の正統な続編と言われてたけど、さてどうかな。 この「ターミネーター2」の続編登場までにいろんなバージョンが公開され、それなりに楽しんでいたので、いきなり「2」の続きって言われてもねぇ(笑)。 オープニング早々、…

幸福路のチー

試写会にて。今回初めて訪れた試写会場、日比谷図書文化館(昔は日比谷図書館って言ってなかったかな?)地下に小さいけど、そこそこ入るホールがあった。さすが千代田区。図書館でさえ、文化発信基地としての要素をしっかり備えている。 試写の当選者は、ハガ…

エンド・オブ・ステイツ

ジェラルド・バトラー主演の3作目。 昔、ハリソン・フォード演じるジャック・ライアンは、本当にハリソンの顔をして実在するんじゃないかと思うほどのハマり役で、他の人が演じると全く別のジャック・ライアンになってしまうと感じたけれど、本作の主人公バ…

グレタ

久しぶりの更新です。なんだか、毎日忙しくて、映画も観られない、本も読めない…… で、やっと観たのが「グレタ」って、どうなんだろう。 他の映画を観たときに流れた予告、そのまんまの映画で、ストーリーもほぼ予想通りに進み、ほぼ予想通りに怖い映画だっ…

残された者 −北の極地−

マッツ・ミケルセン主演映画なのに、都内での上映館が少なすぎるだろ〜(怒)。Tジョイ系列しか上映してないので、初めてのTジョイPRINCE品川に行ってみた。バルト9でも良かったんだけど、席の埋まりは新宿の方が速かったので、品川にチャレンジ。 普段から…

明治維新の敗者たち 小栗上野介をめぐる記憶と歴史

新聞の書評欄で見かけて早速図書館で予約。江戸幕末、不遇の死を遂げた小栗上野介の実態を知りたくて… 「明治維新の敗者たち 小栗上野介をめぐる記憶と歴史」マイケル・ワート 著/野口良平 訳(みすず書房) 以下、感想。。。 著者は外国人。幕末の混乱の時代…

アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール

イタリア映画の試写は九段のイタリア文化会館で。とても綺麗で素敵なホールで、感動的な歌声に酔いしれる映画。 アンドレア・ボチェッリ…名前は知っていたけれど、実際にどんな人でどんな背景を持つのか全く知らなかった。 チラシを見ると監督は「イル・ポス…

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり

全世界で大ヒットしたという前作「IT/イット」。ペニーワイズというピエロが主人公の弟を拐ったところからお話が始まる。 主人公が仲良くしているグループがピエロを巡る恐怖の根源を断ち切るための戦いに立ち上がる。 ピエロを封印した子供時代。皆、それ…

フッド・ザ・ビギニング

そもそも、私、ロビン・フッドって何した人か知らないし…(汗)。主演のタロン・エガートンの弓が凄いって言うから観たいなと思っただけで…(汗)。 子供の頭に乗せたリンゴを弓で射抜いたのはウイリアム・テルだっけ?その人と完全に一緒になってる… こんなだか…

スペシャルアクターズ

記憶に新しい、あの低予算映画「カメラを止めるな」の上田監督の長編第2作目。 世間的には大ヒットで、テレビでも話題になって、ずいぶん注目された「カメ止め」。確かに面白かったけど、手放しでってわけではなくて、低予算でコンパクトに仕上げたなという…

おまえの罪を自白しろ

久しぶりの真保裕一作品。織田裕二主演の「ホワイトアウト」の原作者で、戦う役人を書いたら日本一と言われていたが、「覇王の番人」を読んだ後、私の脳内ではすっかりそんな評判が吹き飛んでしまった。それまで読んだ中で1番面白かったから。でも、本作も歴…

明智光秀・秀満 ときハ今あめが下しる五月哉

一部熱狂的な視聴者を得ているらしい今年の大河ドラマ「いだてん」。来年の東京オリンピックを前に、日本のオリンピック参戦の歴史と前回の東京オリンピック開催の顛末を描いているらしい(ほとんど見てないので、よく知らない…汗)。 現代のテーマで描く大河…

新選組紀行

会津シンパ(笑)の中村彰彦さんの新書。評論とか史論ではなく、新選組の足跡を追った紀行文。この前読んだ村松友視さんの本と似たような感じ。。。 さて、単なる土方歳三好きの作家が書いた紀行文と会津関連の幕末史観を研究、論説している作家の紀行文、どん…

イエスタデイ

まず、傾斜の緩い劇場はダメだと痛感した。最近の新しい劇場は結構傾斜をつけてるけど、古めのシネコンはダメだ(涙)。実は、今回、目の前に背が高く、座高がめちゃくちゃ高い男が座ってしまい、スクリーンの下部に頭がかかり、字幕が長いセリフは読むのが大…

2019年台風19号の衝撃

今年は変な夏だった。夏の始まりの頃、半袖1枚ではちょっと不安になるほど涼しい日が続いた。 町で知人と行き合うと「今年の夏はどうなっちゃったのかしらね」と声を掛け合うほどの毎日だった。ところが、梅雨が明けると途端にそれまでの不足分を穴埋めでも…

ライリー・ノース

戦うお父さん、リーアム・ニーソン主演の「96時間」の監督の作品。そりゃあ、観ないと! でも、公開館が少ない…都心は3館のみ。2週目にはそのうちの2館が1回上映なっちゃってて(涙)。公開週に観ないと限りなく観られない方向に進んでいくのはいかがなものか……

ジョーカー

先日、アメコミ映画として初めて3大映画祭でグランプリを獲ったと話題になった本作。公開初日に劇場へ、夜だけど(汗)。 物語はジョーカーがジョーカーになるまでの哀しいエピソード。バットマンとの対決ばかりがジョーカーではなく、彼にもそこに至るまでの……

歳三の首

再び「新選組」! 「歳三の首」藤井邦夫 著(学研M文庫) 以下、感想。。。 文庫の帯に「文庫オリジナル」と書かれてる。書き下ろし文庫というヤツだね。著者の藤井邦夫さんは、扉の著者紹介の記事を読むと時代小説の作家さんだと分かる。 時代小説の作家さん…