今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

グレタ


久しぶりの更新です。なんだか、毎日忙しくて、映画も観られない、本も読めない……


で、やっと観たのが「グレタ」って、どうなんだろう。


他の映画を観たときに流れた予告、そのまんまの映画で、ストーリーもほぼ予想通りに進み、ほぼ予想通りに怖い映画だった。でも、ラストのお友達による大逆転はなかなか面白かった(観た人には分かる!)。


あのラストがあるなら、途中の主人公の反乱とサイコ・マダムの怪我、探偵との闘いは必要だったのだろうかと…


主人公の反乱は良しとしても、なぜ、ドアが開かないからと地下室へ行ってしまうのか、それが甚だ疑問。地下室に行くことで知るもう1つの真実をわざわざ私達観る側に伝えるためにしか思えず、伏線としては、あまりに意図が見え見えでちょっとがっかり。


少なくとも、その後、探偵もそこに行くわけで、そこで見せても何の問題もないしね。こうした、なんだか無駄に時間を使う描き方のせいで映画自体が長くなって、ちょっとダレてしまった。


1つ1つのエピソードを丁寧っていうより細かく描いてるので、その分長くなるし、そのシーン無くても十分伝わるじゃんって感じのところも多くて、せっかく、イザベル・ユペールのサイコ・マダムがハマってるのにもったいないって感じだったなぁ。


クロエ・グレース・モレッツは気の強い役はぴったりだけど、心に悩みを抱えてる役はちょっと無理があるかなぁ。


残念なとこと面白いとこと、微妙な感じの映画だった。


あの「ジョーカー」でさえ、一瞬寝落ちしそうだったと言ってた暗くなると眠くなる病を抱える(笑)相方が、一瞬たりとも眠くならなかったと言ってたので、なかなか目を引く面白い映画なのではなかろうか(他人事…汗)。