今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

1年の終わりに。。。

年々、歳を重ねる毎に1年があっという間に過ぎ去って行くように感じる今日この頃。 日々薄れる記憶に対抗するため、せめて読んだ本と観た映画の感想くらい残しておこうと始めた日記。 もうどのくらい続いてるのかなぁ。 時にはお立ち寄り下さる方もいたり、…

土方歳三 戦士の賦(上・下)

新選組関連の本を読み出して、二月になる。図書館で借り出すのはそろそろ限界になってきた。 たとえ予約がなく、すぐ借り出せても初版の単行本ばかりで、既に加筆修正された文庫版が発行されているにもかかわらず、そちらまで取り揃えてはいない… 次々と新刊…

アリー/スター誕生

レディ・ガガが出演する映画として、かなり前から話題になっていた本作。公開2日目に劇場へ。 フレディ・マーキュリーの成功と苦悩を中心としてロック・グループのクイーンを描いた「ボヘミアン・ラプソディー」の非常な大ヒットのせいなのか、事前の注目度か…

土方歳三(上・中・下)

文庫本のカバーがオシャレというか、カッコいい(笑)ただ、このカバーが同人小説的な雰囲気を醸し出してて、ちょっと手を出さずにいた。 『土方歳三(上・中・下)』富樫倫太郎 著(角川文庫) 以下、感想。。。 富樫倫太郎さんという作家を知らなかったので(申し…

葡萄畑に帰ろう

岩波ホールで12/15公開になった「葡萄畑に帰ろう」は、今話題のジョージア映画。 確か、少し前に岩波ホールでジョージア映画祭ってやってなかったかな? 今回はそうした特別上映ではなく、ちゃんとしたロードショー公開。ホームページの混雑状況には全ての回で…

土方歳三散華

図書館でも扱いがなく、ブックオフを歩いても手に入らず、電子書籍なら手には入るようだと分かったけれど、タブレットは基本持ち歩かないので、やっぱり文庫で手に入れたい。 丸善や紀伊國屋、三省堂の店舗の在庫を調べ、たった1冊オアゾの丸善に見つけた本…

輪違屋糸里(上・下)

この度映画化されてそろそろ公開も近いと思われる浅田新選組三部作の2作目。 「壬生義史伝」が尋常じゃなく涙を誘う傑作だったので、かなり期待値は高かった! 『輪違屋糸里(上・下)』浅田次郎 著(文春文庫) 以下、感想。。。 新選組の物語でありながら、タイ…

パンダのシャンシャン

10月下旬に上野動物園を訪れて以来、なんのかんのと時間が取れず、ネットでその姿を追うだけになってしまっていた。 実はその間に上野動物園からとっても重要、かつ重大なお知らせがあった。 本来、パンダという生き物は家族で暮らしたり、群れをなしたりす…

歳三からの伝言

「壬生義士伝」を読了した後、続け様に浅田次郎さんの新選組三部作の次作「輪違屋糸里」には行けず、少しソフトな小説にしようと思って、手にした本作。 北原亞以子さんという作家の小説は初めて手にした。武士の世界は男社会。女性の歴史小説の作家さんがどう描…

壬生義士伝(上・下)

熱烈な新選組ファンだという浅田次郎さん。以前、「地下鉄(メトロ)に乗って」という映画を観て、その原作を読もうと思って手にしたのが、浅田次郎さんの著作との出会い。。。 でも、ハマるほど面白かったワケでもなく、そのまま浅田次郎さんの作品とはご縁が無…

ピアソラ 永遠のリベルタンゴ

まさか、ピアソラを映画館で観ることがあろうなどと予想すらしなかった。12/1「映画の日」に渋谷Bunkamuraのル・シネマにて公開。 当日は迷ってるうちに席が埋まってしまい、断念。いくらサービス・デーとはいえ、平日の方が幾分空いてるだろうとふんで… それ…

黒龍の柩(上・下)

今回読んだのは、ハードボイルドの大家、北方謙三さんの著作。ワイルドな男の生き様を書き続けた北方謙三さんが歴史小説を発表されるようになったのはいつのことか。。。 実は我が家には北方版「三国志」がしっかり買い置いてあるんだけど、激情に惑わされそう…

そして、バトンは渡された

いつもじゃないけど、いろんな事で行き詰まった時に無性に読みたくなる瀬尾まいこさんの小説。。。 今回は図書館の予約で、こちらの都合で手に取ったワケじゃないんだけど、癒された。 『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ 著(文藝春秋) 以下、感想。。…

メアリーの総て

試写にて鑑賞。久しぶりに外苑前のギャガの試写室でした。面白いところにあるこじんまりとした試写室。ハイバックのシートは良しとして、スクリーンがかなり上にある割に、ハイバックのシートがかなり直立タイプなので、2時間の映画を観終わるとさすがに首が…

相棒

新選組関連というか、土方歳三関連(笑)、読んだ!歴史を押さえた評論や研究書が多い新選組関連の中で、数少ない土方歳三のフィクション。 『相棒』五十嵐貴久 著(PHP文芸文庫) 以下、感想。。。 いやぁ~、面白かった!まず、設定が奇想天外!土佐の坂本龍馬…