今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

カササギ殺人事件

図書館で予約して半年……いや、もっと待った上巻。借り出し期間の2週間を目一杯使ってやっと読み終わり、下巻はどうかと思ったら、すぐに確保できた。みんな上巻を読んで、お終いってことだな……と(汗)。 「カササギ殺人事件(上・下)」アンソニー・ホロヴィッ…

巡礼の約束

以前、岩波ホールで公開された「草原の河」のソンタルジャ監督の最新作。確か、「草原の河」はチベット映画の日本初公開作品だったと思う。 「草原の河」が素晴らしかった。長年の確執を抱える祖父と父。小さな娘が2人を思いやり、心を繋ぐ役割を果たす。子…

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方

試写にて。とにかく凄い!なんだか、凄い! 若い夫婦が伝統農法にそった農園経営をするお話。実際の記録映像をその最初の段階から追ったドキュメンタリー。 どちらかと言えば奥さんの方が食の安全に気を遣っていた。奥さんの思う安全は根本からの安全であっ…

家族を想うとき

昨年末に公開されたのに…ケン・ローチ監督が引退を撤回してまで作ったのに…なんだかんだと予定が立たず、結局ヒュートラ有楽町での公開が終わってしまい… 角川シネマ有楽町で期間限定復活上映が始まり、喜び勇んで行ってきた。 勇んで行ったけど、お話の内容…

1917

なぜこの映画がアカデミー賞作品賞を獲れなかったのか……この問題は後々語り継がれると思う。アカデミー賞は白過ぎると批判され、アメリカでの公開作品に対象を絞りながら、変な底広げをしてしまったように思う。 確かに白過ぎると言えないこともないが、問題…

ナイブス・アウト/名探偵と刃の館の秘密

「007」に出演してから、ダニエル・クレイグはやっぱりシブくカッコよくスタイリッシュなイメージが付いちゃって演じるうえでは逆に可哀想よねぇと思ってました。 でも「ローガン・ラッキー」を観た時にこんな役も楽しそうに演っちゃって、凄いわっと感動し…

Fukushima50/フクシマフィフティ

角川書店による試写会に参加。Tジョイ品川Princeにて鑑賞。この劇場で映画を観たのはまだ2回目。スクリーンのサイズはちょっと小さいけれど、椅子や通路に関しては最高だ!各列段差があり、全く前席が気にならない。さらに前席との間が広い。足を伸ばして鑑…

イージー★ライダー

あの音楽で「イージー★ライダー」ってすぐ分かるのに、なんと劇場はおろかDVDでさえ見たことが無かった映画。 何故か、渋谷ユーロスペースで期間限定上映をすると言うじゃないのって。なんとかレストア版になったのか、はたまた公開何周年とかなのか、よく事…

ザ・ピーナツバター・ファルコン

素晴らしい映画だった。ただ感動させるのではなく、いつまでも、いつまでも余韻に浸れる映画だった。なんでこれがヒュートラ渋谷でしか観られないのか(あくまでも私の活動範囲で考えた場合)… 「ありがとう、テアトルシネマ。ありがとうヒューマントラストシ…

母との約束、250通の手紙

シネスイッチ銀座で午後の一時。予告編を劇場で観た時、感動的な親子の物語かと思ってたんだけど…ちょっと、いやかなり思ってたのと違う映画だった(汗)。狂気を孕んだ子育ての結果をまざまざと見せつける映画だった。 私は初めてその名を知ったのだが、ロマ…

パラサイト 半地下の家族

ポン・ジュノ監督最新作でカンヌを取った作品。ちなみにアカデミー賞では、外国語映画賞に留まらず、なんと作品賞にノミネートされた。素晴らしい!韓国映画の底力を見せた結果だ。 韓国ドラマは情念が渦巻くドロドロ愛憎劇だったり、そんな事あるかいって何…

フォード vs フェラーリ

世間の大評判に、とにかく観たかった。クリスチャン・ベイルとマット・デイモンの夢の共演だしね。ところが、なかなか劇場に行けず、しかも「アナ雪」や「キャッツ(世界的には大失敗らしいが、日本では今のところ好成績)」のせいなのか、スクリーンが小さく…

傑作はまだ

図書館で待ちに待って、やっと手にした。その割にあっさり読めた。そして、あっさり読んだ割に感動して心が暖かくなった… 「傑作はまだ」瀬尾まいこ 著(エムオン・エンタテインメント) 以下、感想。。。 結局、いつもの瀬尾まいこ節というか、瀬尾まいこの世…