今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

いつか晴れるかな・大鹿村騒動記

原田芳雄さんの遺作「大鹿村騒動記」の原案小説を読みましたよ!! 「いつか晴れるかな・大鹿村騒動記」延江浩(ポプラ文庫) 以下、感想… 映画と原案小説とは微妙に設定が違います!! 映画は原田芳雄さんの「風祭善」が主人公ですが、小説はどちらかと言えば、映…

花の鎖

読後、救いようのない思いに押し潰されそうになり、毎回、湊さんの小説を読むのはもう止めようと思う。 そんな繰り返し… でも、また読んでしまった(((^^;) そんな繰り返し… 「花の鎖」湊かなえ(文藝春秋) 以下、感想。。。 なんだか、思わせ振りなタイトルの…

三十光年の星たち

これまで、宮本輝さんの著作だけはかなりの数、読んできた。 ずっと、ずっと、「蛍川」が1番のお気に入りだった。 ほかにも好きな小説はあったけど、やっぱり「蛍川」を超えるものはなかった… ところが、「草原の椅子」が発表されて… ちなみに…私は新聞の連…

シャンハイ

ある意味、ケン・ワタナベが出演してる段階で、日本的には「オールスター・キャスト」!! ケン・ワタナベが英語喋って、ハリウッド映画に出演するのは、既に「普通」になりつつありますね!! 今回は別にケン・ワタナベがお目当てではなく、チョウ・ユンファで…

復讐捜査線

丸の内ルーブルではごく短期間の上映で、チャンスがなくて、スクリーンで観るのをすっかり諦めてたんだけど… かろうじて、新宿ミラノ座での上映に間に合って、観てきた!! やっぱり、新宿って街は雑然として、人が多くて、歩いてるだけで疲れる…(泣)やっぱり…

ペーパーバード幸せは翼にのって

感動作だと聞いてはいたけど、やっぱり、銀座テアトルシネマで上映する映画は地味だよね… 派手な映画も時には楽しいけど、やっぱり、こんな地味に良質な映画を観ていたい… 実は、私的には全くノーマークで、相方から是非観たいから手配してくれと言われて、…

永遠の0-ゼロ-

「永遠の0-ゼロ-」百田尚樹(講談社文庫) 前置き無し!!感想です♪ 新聞広告で「面白い」って記事をよく目にしたので、読んでみた!! 分厚い文庫で、ちょっと後悔(((^^;) しか〜し!! 読み始めたら、ホントに面白い。 祖母が亡くなって、祖父は大きな「秘密」を語…

ツリー・オブ・ライフ

カンヌの受賞作はヒットしないって聞いたことがあって、本作はどうだろかと気になるところ… 寡作で知られるテレンス・マリック監督の作品。 今やハリウッドに欠かせない俳優であるショーン・ペンとブラッド・ピットの共演。 さらに、カンヌでパルムドール… …

モールス

え〜っと… かなり話題になった「…200歳のエリ」のハリウッド・リメイク!! 元ネタを「200歳のエリ」しか覚えていない…(((^^;) 話題になってたし、結局は長いこと上映してたから、観られるかもって思ってたんだけど、時間的な都合が。。。 いつもながら、家庭…

海炭市叙景

同名映画の原作。 「海炭市叙景」佐藤泰志(小学舘文庫) 感想。。。 良かった。 海炭市に住む普通の人々の、ある日常を描いてる。 そこには、地元の名士や実力者など一切登場しない。 同名映画の公開前に新聞広告がうたれた。 映画の原作としての宣伝文句より…

ヒマラヤ運命の山

8月6日公開の「ヒマラヤ 運命の山」を観てきた。 原作は既に読み、その後のナンガ・パルバートの単独行の本も読んでたので、内容的にはバッチリ対応出来た(^_^)v 映画だけだと、当時主流だった極地法の手段をとり、遠征隊を率いた隊長のナンガ・パルバートに…

おじいさんと草原の小学校

映画の紹介記事を読み、さらに公開時期を知り、上映館が岩波ホールだと分かった時には、珍しく前売り券を買っておりました(^_^)v と。。。 この先、岩波ホールについて、諸々書いたんだけど、間違って消しちゃった(T-T) 再度書き込む気にはなれないので、も…

黄色い星の子供たち

ずいぶん前から、予告編が気になってたので、まぁ、お気に入りのシャンテで上映だし… 最近、本当にあったことをベースにした第二次対戦当時の映画化がコンスタントに行われてる… 連合国軍vsナチスという以前からある「闘い」としての対峙の映画化ではなくて…