今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

魔都夜曲

先日、松下洸平主演「夜来香ラプソディ」のテレビ初放送がCS衛星劇場で放送された。その前日譚的な本作が合わせて放送され、初めて拝見。 松下洸平くんは上海のフランス租界のジャズ・バーでピアノを弾く「リョージ」役(これが5年後の服部良二さんに繋がる…)…

三千円の使いかた

最近、ふと目にした新聞の書籍広告に「三千円の使いかた」が! ちょうど読みかけの本がまさにそれ(汗)。とりあえず、読みたい本もなく、図書館のサイトをぼんやりチェックした時、予約の多い本の上位に登場してた本作。 作者も存じ上げないし、てっきり節約…

脱藩大名の戊辰戦争

幕末、戊辰の役勃発の頃、日本に「藩」はたくさんあった。今でも人の記憶に名を留める大きな藩ばかりでなく、大小様々、現在の都道府県数の何倍も… それら多くの藩が巻き込まれ、進退を決するのを余儀なくされた戊辰の役。当時、新政府軍に抗い、徳川に殉じ…

アイ・アム まきもと

いよいよ公開間近となった映画「アイ・アム まきもと(9/30㈮公開)」は、阿部サダヲ主演。イギリス映画の「おみおくりの作法」を日本独自の視点でリメイク。 そして、阿部サダヲに振り回される警察官に松下洸平! 公開を前にノベライズが発刊された。映画では…

リタルダンド

2011年の舞台作品。主演は吉田鋼太郎。その妻役に一路真輝。吉田鋼太郎の息子役で若き松下洸平が出演してる。 CS衛星劇場で放映されたものを鑑賞。Bunkamuraのシアターコクーンなどより小さめの劇場。1幕70分で休憩を挟み2幕の尺。タイトル「リタルダンド」…

DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-

「DEEMO」という音楽ゲームの映画化だそうで、松下洸平くんが声優初挑戦ということで、朝の情報番組でもチラッと紹介されていた。そして、公開記念の舞台挨拶にも参加していた。。。 まず、ゲームの世界は全く知らないし、しかもアニメだし。ちょっと劇場鑑…

N(エヌ)

道尾秀介さんの本は前にも読んでるね。でも、すぐに思い出せない(汗)。本作は、実験的な小説だと聞いていたので、ちょっと楽しみ〜 「N(エヌ)」道尾秀介 著(集英社) 以下、感想。。。 まず装丁が変わってる。「N」という字は逆さまにしても「N」。そして…

お盆休みに見た映画

コロナ禍で毎週のように行ってた映画館や試写会からは足が遠のき、いつの間にか、どうしても観ておきたい映画しか観に行かなくなった。 コロナ禍でも感染対策を徹底して営業するということで、いつの間にか客席の1席空けもなくなり、最近は満席に近い状態の…

眼の壁

松本清張没後何年かの節目の年なのだろうか?地上波もBSもCSも松本清張原作の映画やドラマが数多く放送されている。 旧作が多いが、WOWOWでは小泉孝太郎主演で「眼の壁」を全5話で放送。週末の雨の1日を使って、一気に見た。 なかなか複雑なお話の流れ。しか…

向こうの果て

本放送開始前、WOWOWでやたらとその宣伝予告が流れたのを覚えている。でも、その映像で分かることは、松本まりかさんの主演ドラマであるということと彼女の演じる役柄が稀代の悪女で男を踏み台にして生きる女性だということしか分からないものだった。 最初…

無私の日本人

最近、図書館で借りた本が続きましたが、久しぶりに手持ちの文庫を。 「無私の日本人」磯田道史 著(文春文庫) 磯田先生の著作です。タイトル見ただけで、磯田先生の熱い語りが読めそうで期待。 以下、感想。。。 無私の…とタイトルにあるように、市井に埋も…