今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ブロードキャスト

新選組関連本もずいぶん読み漁り、気軽に読める分量の物より、分厚い本ばかりが選択肢に残るようになってきたので、少し気分を変えて… 救いようがない小説の王者、湊かなえさんです! 「ブロードキャスト」湊かなえ 著(角川書店) 以下、感想。。。 主人公は…

ゴールデン・リバー

邦画タイトルからして、ゴールド・ラッシュに湧く時代の西部劇かと勝手に思い込み、出演者に惹かれて観に行ったのだけど、最初にスクリーンに登場した原題の「THE SISTERS BROTHERS」を見て、なんじゃこりゃ的な(笑)。 英語は苦手な私は、パッ見直訳で「姉妹…

人間失格

丸の内ピカデリーでのジャパン・プレミアに参加させていただきました。舞台挨拶付き試写ということで、登壇者は、監督の蜷川実花さん、主演の小栗旬くん、沢尻エリカさん、二階堂ふみちゃん、成田凌くん。 小栗旬くんは、まんまカッコいいお姿でスーツがステ…

天気の子(その2)

(つづき)本編篇!ん〜。。。 超簡単にあらすじを言うと…天気を左右する不思議な力を持ってしまった女の子が、東京に家出してきた少年と運命の出会いをするお話。天気云々の話は、10代のちょっと危なっかしい、ただのラブ・ストーリーをファンタジーに昇華さ…

天気の子(その1)

突然降って湧いたように私的に注目作となった「天気の子」。それはなぜかと言えば、小栗旬くんが声優として出演するから。 彼は元々声が良いし、声優稼業にもかなり前から参戦してるので、安心だと思った。主演が10代の若い少年と少女だと言う事前情報だけは…

リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ

WOWOWで全8話を2日で一挙放送。監督は「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク。パク監督にとって初のドラマ作品は、英語圏を舞台にパク監督にとっての外国人俳優を演出するという、イギリス製作作品。 私は、ちょっとバイオレンス物は苦手で、しかもスプラッタ…

新撰組の光と影 幕末を駆け抜けた男達

童門冬二さんの著作を連続で読んでみました。今度は土方歳三以外の人々に焦点が当てられています。 「新撰組の光と影 幕末を駆け抜けた男達」童門冬二 著(学陽書房・人物文庫) 以下、感想。。。 出版社も違うので確かに話の運びは違うけれど、読んだ印象はや…

土方歳三 物語と史蹟をたずねて

タイトルがズバリ土方歳三!童門冬二さんの小説は前にも読んだかな? 「土方歳三 物語と史蹟をたずねて」童門冬二 著(成美堂出版・成美文庫) 以下、感想。。。 全編通して、土方歳三は「歳さん」と表記される。それは、近藤さんからの呼び名としてでなく、主…

ダイナー

お初の蜷川実花監督作品。9月に公開予定の「人間失格」を観る前に、1度蜷川実花さんの色彩感覚をこの目で観ておきたかった。 チラシの派手なイメージからどんなギラギラの映画なのかと思ってたら、意外にそうでもなかった(笑)。確かに明るい色使いではあるけ…

スノー・ロワイヤル

メイン上映館だったTOHOシネマズ日比谷での上映が終わってしまい、見逃したことにガックリしていたら、なんと、ご近所にお引越し!角川シネマ有楽町で夜の1回上映に! 角川シネマ有楽町で「新聞記者」とのハシゴ。同じ劇場で続きでハシゴなんて、嬉しい! さ…

新聞記者

駅の目の前で、観やすくて、あんまり混まない、好きな劇場、角川シネマ有楽町。ところが、本作はトークショーのあった昼の回と私が観た午後の回が満席。ちょっとびっくり。。。 主演は、松坂桃李だと思っていたが、映画を観たら、そうではないことが分かりま…

イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ〜3大テノールに捧ぐ

昔、もういつだか詳しくは覚えてないけど、テレビでルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの3大テノールコンサートの放送があった。 ラストのトゥーランドットで意味も分からないのに鳥肌が立って、涙がポロポロこぼれたのを思…

新選組魔道剣

本作著者の火坂雅志さんって妻夫木聡の大河ドラマ「天地人」の人?じゃあ、時代小説の王道じゃんッて思って、手に取ったのに… 「新選組魔道剣」火坂雅志 著(文春文庫) 以下、感想。。。 「魔道剣」の意味するところを知らなくて、王道の新選組小説だと思って…

パピヨン

スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマン主演の「パピヨン」のリメイク版。当時の記憶としては、死ぬほど高い崖から飛び込み最後の脱獄を果たすシーンが目に焼き付いていて、それ以外は覚えていない…それほど、強烈なシーンだった。 本作はそこに至…

夢の燈影 新選組無名録

久しぶりの「新選組」。 一気に読み終わった。 「夢の燈影 新選組無名録」小松 エメル 著(講談社文庫) 以下、感想。。。 近藤勇、土方歳三、沖田総司…新選組と言えば、この3人の名がまず出てくるのだが、本作は彼らは脇役。新選組に在籍した隊士が主人公の短…