今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

10連休の過ごし方 その1


有給や振休などを組み込まない完全無欠な10連休。映画を観、本を読み…それはこの後、感想をアップするけど、それ以外に楽しんだことを書いてみる!


行列の出来る店を訪ねてみた。。。


まずは、「土手の伊勢屋」

こちらは天ぷらのお店。天丼が有名らしく、地図を片手に探し歩く。あれ?どっかで見た風景…と思っていると、あの有名なさくら肉の「中江」の隣!

「中江」の隣だって分かってたら、南千住から行かなかったぞ〜(汗)。店に到着したのは12:30頃。店の外壁に沿うように20人弱が並んでいる。小さな子供連れもいる。

今時の若い人はチャレンジャーだなぁと思う。結局、長い待ち時間に耐えきれず、2歳くらいの女の子は大泣き。店内でも外まで聞こえてくる大音声で泣いている。しばらく粘っていたが、とうとう母親に抱かれて出てきた。こんな時に店内に居合わせたお客さんは気の毒としか言いようがない。。。移動中の電車内で泣いてるのとはワケが違う。親が楽しむために連れてこられたのだから。。。

再度店に入っても結果は同じ。父親だけ食事して、母親の分はパックに入れて出てきた。その後の姿が印象的。父親は外にいる妻と娘を探す様子もなく、店の前でタクシーを止めようしている。その姿を見つけた母親が娘を抱いて遠くから必死で駆けつける。でも、父親は言葉もかけず、ただ憮然として車の来る方を向いている。母親も横に立つだけで言葉も交わさない(寒っ)。

無理矢理やって来て、結局嫌な思いをして帰るこの家族。この夫婦はこういう事を繰り返すのだろうなぁとタクシーを待つ姿を見て思った。貴重な家族の時間をこんなふうに過ごすのはもったいない。

行列に長く並び過ぎるとこんなどうでも良い思いに囚われてしまい、私の方こそもったいない時間の使い方(汗)。

で、結局2時間半以上並んで、やっと店内へ。テーブルについた時は既に15:00を軽く過ぎていた(涙)。4人掛けにしては超狭いテーブルに向こう側一組とこちら側一組で相席。向こう側は壁側に荷物が置けるけど、通路に面してるこちら側(私達が案内された席)には荷物置き場もなく、椅子の下にかごが用意されてたが、それも、人数分はなく、私はリュックを背負ったまま食事をするハメになった。なにしろ座席はベンチだから、身動きの自由が利かない上に2人で座ると荷物を置く場所もなく、畏まって食べないと隣の相方に肘がぶつかる。こんな状況で天丼の1番安いのを私が、次に安いのを相方が、それでも1,500円と2,000円(我が家的には全然安くない!)。物は試しで、天ぷら添えと書いてあった「小倉アイス(500円)」を1つ。

天丼は…カリッと揚がってたけど、お値打ちなのか、高価なのか、それは判断つかず。「小倉アイス」は小倉の天ぷら添えのバニラアイス。天ぷらの熱さでアイスが溶けるのかと思ったが、スプーンでは歯が立たないほどカチカチのアイスは天ぷらを横に置いたくらいでは全く溶けず(涙)。食べるの大変。。。

正直、2時間半以上行列に並び、しかもこの日は冬並みに気温が下がり、雨も降る1日で、4,000円も出して食べるほど価値があったかというと…どうだろう。

よほど天ぷらが好きな人じゃないとリピートは難しい感じ(汗)。それよりも食事の後におみやげを買おうと思って後回しにした、少し清川寄りに戻ったところにある「いなり寿司・まつむら」が既に閉店していたことがショックで。。。

日本堤や吉原の辺りは昔からのお店がまだまだ普通に営業していて、それがいつの間にか人を呼び込むようになった感じ。

長時間の行列と窮屈な食事で、すごく疲れてしまい、翌日にまで影響してしまった(汗)。

行列店は覚悟して行かないといけないと改めて認識し、当分止めとこうと思った1日(汗)。