「ガリレオ」シリーズの短編集の方を読みましたよ〜(*^^*)
長編の『聖女の救済』と同時期に出版されたんだよね。でも、最初から短編集の方が予約数も少なかったし、意外に早く確保されてしまった(^-^;
今回の短編集はテレビドラマを意識して書かれたものなんだよね。
湯川の同級生である草薙に内海薫という女性刑事が部下として登場!!
テレビが先…なんだよね、きっと(((^^;)
では、感想を。。。。。
草薙=北村一輝、内海薫=柴咲コウ…で良いんだよね。
第1章「落下る」では湯川准教授が捜査協力を渋る。これは『容疑者×の献身』での同級生の事件を未だ引きずっているってことだよね。映画公開と合わせたように本が出版される。しかも、映画の登場人物が新たに物語にも登場してくる。
東野圭吾さんという作家は時流を掴むのがうまいんだなぁ(^^;)))
お話としては、まぁ別に特段の語るべきこともなく、「科学ってすごいなぁ」というくらい。
罪を犯す道具になり、それを防ぐ道具にもなる…と。
第3章「密室る」は今までとは毛色がちょっとだけ違う…たまにはこんな話もねって感じ。
大人気作家の東野圭吾さんの小説…私は余りにも読んでない…(^-^;
沢山読んでる人に言わせれば、生意気な感想だと言われるかもしれないけど、読んでて場面が思い浮かばないんだ。
普段、本読む時…文章を目で追いながら、頭の中には作者が伝えようとした場面を自分自身の能力をフル稼働させて、想像できるかぎり思い浮かべる…
もちろん、自分の能力のキャパシティーを超えてしまった場合にはチグハグな想像場面になっちゃうけどさ…(((^^;)
でも、東野圭吾さんの小説では、それが全く無い…書いてあることはただ読んでいく。やっぱり、書き手と読者の間にも相性はあるんだろうね。
またもや、実感してしまいました。