本日、読了は三浦作品。。。
前回読んだ「光」が…えっ(^^;)(;^^)…って感じだから、今回はどうだろ〜って(((^^;)
新聞の広告で、林業の話っていう予備知識を得て、いざっ!!
以下、感想。。。
関西圏にある東京ドーム250個分という広大な林野を生活の糧に生きる神去村の日常を追った作品。
勉強もせず、やりたいこともない横浜の高校3年生の勇気君が、将来を心配した(!?)担任と母親の陰謀で、僅かな餞別だけ持たされ、山に暮らす人々の中に飛び込んでいく…
ここまでのスピードが良い!!
話の中心にドンッと引き込まれる。
まず、勇気君がいい加減なやる気のない今時の少年なんだけど、基本「真面目」で「純粋」なんだよね…(*^^*)
だから、少々の無理な現実にも彼は対応してしまう。
まぁ、要領が悪い…と。
数少ない私が読んだ三浦作品に共通してるのは、主人公がけして大上段に立った人間力のある人物では無い…ということ。
そして、どんな形にしろ、純粋な心を持ち合わせてる。
日常的に自分の回りに居てもおかしくない人達の話なんだよね。
自分の分かる範囲の尺度で推し量れる人物が主人公だから、「林野」を生業にする人達の日常もなんだか分かった気になってくる。。。
三浦しをんのアプローチはこうして読者に受け入れられていくんだなぁ〜(^^;
サラリと読めるけど、自分の知らない世界の日常を分かりやすく語ってくれるから、面白い。
三浦さんは、「自分の知らない世界」に対する好奇心が旺盛なんだろうなぁ〜(^-^)
「光」は正直、「三浦さん、具合悪い」って思っちゃったけど、今回はスッキリと楽しく読めた(^-^)v
お疲れさん!!
ちょっと、お話脱線ですが…(((^^;)
昨日、とうとう「東京DOGS」の制作発表があったらしい。
なにしろ、テレビドラマだから、放映局でしか、その様子は伝えないわけで…
朝からフジテレビを注視!!
「めざまし」の2度ある芸能情報の時間、お台所の手を休めて、テレビ前に正座!!
いやぁ〜、カッコいい〜(^-^)
あの短髪にスーツ!!
滝谷源治に次ぐ格好良さ。。。
小栗旬という人は役柄に合わせて、ガラリと印象が変わる。。。
「カメレオン俳優」
で、表面的印象は変わるんだけど、演じる上での小栗旬というのはどこまでも変わらない。
人と意見を戦わせる場面はやっぱり「小栗旬」の姿が見える。
優しい役より、尖ってる方が好き。。。
楽しみ、楽しみ(^-^)v