観てきたよ〜ん(*^^*)
初日の初回…「相棒」ほど混雑はしてなかったけど、おじさん、おばさんの中年から初老軍団がい〜っぱい!!
やっぱり、角川映画は大掛かりだし、エンターテイメント化しちゃうし…
もっと、もっと、重く分厚い映画で観たかったなぁ。。。
でも、まぁ予想に反して、3時間22分が苦にならない出来栄えでした。
若松節朗監督、見直しました(^-^;
どうも、若松さんには「ホワイトアウト」の印象が強くて…
若松さん、腕上げたなぁ〜って。。。
確かにまだまだ本作も「テレビ的」ではあるんだけど、あの長い原作をポイントを押さえて、一気に見せていくのは、ある意味、凄い力業だと思うんだよね…
それを堂々とやりきった感は十分に伝わったよ…
ただ、原作ファンの思い入れとして、長きに渡る懲罰人事について、国会で涙ながらに恩地さんが証言する場面が全く無かったのは、やはり時代の流れ?
物語の重きは航空機事故に置かれていた…
事故の被害者や遺族の無念と会社のバカさ加減を相対して表現してたけど…
これは、原作の流れからしたら、違うよね…
事故の遺族のお世話担当に当たったことこそが懲罰人事だったのだから…
まぁ、時代が流れて、みんなの記憶にある事故をテーマにした方が訴えたいことが伝わりやすいと思ったんだろうけど…
本当に、日航機には乗りたくなくなる映画です。
山崎豊子という人は凄い人です。
お疲れ様でした。