じわ〜っとくる良品だと聞き、観てきました。
監督は行定勲さん。。。
是枝さんと同じくらい評判の監督なのに、私は初めて作品に触れる(((^^;)
ネタバレありありの鑑賞記録を。。。。。
主演の豊川悦司さん、薬師丸ひろ子さんは、私ともろドンピシャの同世代。。。
カメラマンという華やかな世界で好き勝手に生きるダンナを明るく支えながら、将来にほんの少し不安を感じ始めてる妻。。。
あぁ、あの薬師丸ひろ子がこんな役を演じるようになったんだなぁ〜と。。。
またまた登場の濱田岳君…
ホント、良い俳優さんになりましたねぇ。。。
そして、あり得ない登場の仕方は石橋蓮司さん!!
ただね。。。
2人の登場シーンに奥さん役の薬師丸さんが全く絡んでこないから。。。
なぁ〜んか変…
って思いながら、観てたら…あぁ、そうなんだ、だからか…
っていう展開でした。
原作があるそうなので、そちらを読んでから映画館に出向いた人には、私みたいな違和感は無かったんだろうけど…
今回は少なくとも、その違和感はマイナスにはなってない。むしろ、悲しさを増すね。。。
あんな別れ方は、やっぱり引き摺るよ。。。
でもさぁ。。。
ラストの義父と婿とが並んで歩く後ろ姿は、なんだか感動したよ。
途中…実は、奥さんは…ってなってからが少し長い気がした。
それまでのテンポが一気に散漫になったようで…あそこまで丁寧にダンナの「消失の日々」を追わなくても良かったんじゃないか…と。
感動的なんだけど、あくびが出る。。。(((^^;)
そんな感じだった。
ホントにこんな夫婦が隣に住んでそうな気がした。
豊川さんも、こんな「弱い役」もやる役者になったんだ。。。
豊川悦司、薬師丸ひろ子という2人の役者の素晴らしいキャリアの積み方を見せつけられた気がします!!
主要な登場人物が、みんな、みんな良かった。。。
ハリウッド系や日本の娯楽大作では味わえない暖かさに浸ることができた(^-^)v
ただ。。。
ホントにただ一つ言わせてほしい。。。
長い。。。(((^^;)
このテーマで、2時間20分は長過ぎる。
最近の日本映画は、ホントに長いよ!!
それだけ。