今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

贖罪


読みましたよ〜(((^^;)


小栗君のお仕事ニュースも聞かれず、「踊る」も部下役ではなさそうな雰囲気がチラチラ…してきて。。。


なんだか、やる気なぁ〜い毎日。。。


そこに図書館から届いたのは湊かなえさん…


げ〜〜〜っ(--;)


あんまり、楽しくない時に湊かなえさんの作品はいかがなものでしょう。。。(((^^;)


さぁ、感想です!!


『贖罪』湊かなえ(東京創元社)





















読み終わった時に心晴れ渡る作品とそうじゃない作品。。。


湊かなえさんの著作は後者。


と言っても、『告白』『少女』と2作しか知らないけど…


読んだ後、ず〜んと重たぁ〜い気持ちになるのは既読の作品とご同様(((^^;)


どうして、こんな救いようの無い作品ばかり書けるのか…(>_<)


『告白』の主人公は女教師だった。この作品にも、女教師は登場する。


この2人は、ほとんどおんなじ人間。。。


事件全てが語られたあと、『贖罪』の女教師は、事件に終止符を打つ。


語り。。。


湊かなえさんの作品は登場人物に語らせて、物語を進行していく。


それぞれの語り口に引き込まれて、あっという間に読んじゃって、最後にずど〜んって重たい気持ちになる。。。


完全に湊さんの術中にハマってる。。。(T-T)


いつまで、こんな話を書き続けるのでしょうか?


『少女』は今一つだったけど、今作はなかなか良いお仕事だったかなあ…と。


衝撃的だった『告白』が松たか子さん主演で映画化されるとか…


マジで、映画化する気なんだろうか。。。


なんか、救いようの無い映画が世に出るんだよ。。。


絶対、見ちゃうよっ!!!


救いようの無い映画。。。


新幹線大爆破」「冷血・勝田清隆」「レディ・ジョーカー


私の少ない過去の鑑賞映画作品の中で、上記の作品は悲しい気持ちになったよ。


でも、楽しかった作品より、ずっと心に残ってる。


『贖罪』は作品の流れとしては、『告白』に近い作品だったので、ちょっと新鮮味はなかったけど…(--;)


物語の構成上、嘘みたいな偶然がきっかけになって、様々な殺人事件が引き起こされていく。


その「偶然」が、いかに作り物感を排除できてるか…


ちょっと無理があったような気はするけどね…


まぁ、このくらいの力業は仕方ないかな。


こんな作品を読んで「面白かった」とは言いにくい。。。(((^^;)


あはははは