今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

100歳の少年と12通の手紙


水曜日だから、レディースデーだし、気合いを入れて、日比谷まで…


「100歳の少年と12通の手紙」@TOHOシャンテを鑑賞!!


前回、シャンテで観た「クロッシング」ほど、話題じゃないのか、場内はゆったり鑑賞できた(^^)v


お話の内容からして、ゆったり観るのに最適!!


白血病の10歳の少年・オスカーが、自分の死期を知り、「大人」への心を閉ざしたところから始まる物語。。。


彼と友人になったピザ配達人・ローズだけが、唯一言葉を交わせる「大人」


ローズは病院長に頼まれ、オスカーのわずかに残された日々を友人として、過ごす…


ざっとあらすじを書いちゃうと、涙の感動物語みたいだけど…


確かに以前見た予告編の印象は、そんな感じだったけど…


実際の本編はちょっと印象が違ってた!!


オスカーを介して、彼の両親やローズ自身がしっかりと前向きに立ち上がっていく物語だった。。。


オスカーは残りの日々をただ精一杯生きた…


そこに関わった人達の心を暖かく包み、強くした。。。


暖かい静かな感動の物語でした(^^)


ただ、ただ、お涙頂戴ではなく、ローズの若かりし頃のレスラーのエピソードは嘘かホントか分からない微妙なものだったけど、オスカーを勇気づけて、彼に笑顔を呼び戻した…


夜中の幽霊や神様との遭遇など、闘病記を画いたシリアスな映像とは、一線をかくし、コミカルにファンタジー色を前面に押し出した映像。。。


子供が観ても、オスカーとローズの心の交流は十分に理解できると思った…


こういう作品が、映画好きが集まるシャンテのような劇場だけで上映されるのは勿体ないなぁ〜って思った…


休みになると、「ポケモン」「しんちゃん」「ドラえもん」などが揃い踏みになる近所の映画館でこそ、上映してほしいと思ったなぁ…