今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

DVD鑑賞


本日は朝から3本を一気に!!


「公共の敵1-1カン・チョルジュン」


「再会の食卓」


「神々と男たち」







どれも良かった!!


面白いっていうより、ちょっとヘビーだったけど、満足度高〜い(^-^)v


まず、最近御用達の韓国映画で「公共の敵1-1」


普段はやる気のなぁ〜い警察官が、社会を欺く仮の姿で、若い子達を取り込んでいく「公共の敵」に真っ向勝負を挑むお話…


主演のソル・ギョングのやる気のなぁ〜い警官ぶりが最高!!


でも、最後は命を賭けて、子達を救い出す!!


彼は名優だよね…


アン・ソンギ、ソン・ガンホ、ソン・ギョングって続くよね…


どんな役でも出来て、リアリティーを持たせることが出来る。


敵側にキム・ナムギルが出てるけど、韓国の俳優さんって童顔だなぁ…


ナムギル氏、高校生みたい(((^^;)


次は「再会の食卓」


過去の共産党軍と国民党軍の戦いまで遡る家族の物語…


国民党軍の軍人だった夫は、共産党軍に逐われ、台湾に命からがら逃げ延びる。


約束した港で夫と会えなかった妻はまだ小さかった息子と共に共産党軍の軍人に助けられる。


離ればなれになり、音信不通になって半世紀。


中国側の台湾出国軍人の帰還事業によって、上海の元妻を訪ねてきた夫…


彼の登場で、妻の家族に小さな波紋が広がっていく…


本当に愛していた人とはたった1年しか一緒にいられなかったのに、生きるために一緒にいた人には添い遂げる運命になる。


愛情より、人間としての情やしがらみが優先し、それを相手側も受け入れざるを得ない現実…


私はこんな生き方嫌だ!!


上海の大気汚染の凄さも嫌だ!!


最後は「神々と男たち」


アルジェリアで1996年に実際にあった修道士誘拐事件を題材に、その事件に至るまでの修道士達の葛藤を描いた作品。


テロ活動が盛んな国内にあって、当地に留まるのか、本国フランスに帰るのか…


信仰があったから、仕方なくという選択ではなく、彼らは必然として、当地に留まる決心をする。


しかし、最初から簡単に決められたわけではなく、悩み、意見を交わし、自らの意志で決意する。


修道士の1人が、彼ら自身のことを枝に止まる鳥だと喩え、本国からの指示でどこにでも行かねばならないと言った。


しかし、彼らの元に集う信者でもある村人は言う。


彼らこそが「枝」であり、自分たちはその枝に止まっているにすぎないと…


何度も訪れる命の危機…彼らは、ただひたすら祈り続ける。


自分たちの要求を通すために外国人を誘拐する武装集団が教会に押し寄せてくるその日まで…


未だに犯人も判明せず、謎の多い事件は、こうして、広く耳目を集めることになった。


彼らの祈りは通じたのだろうか…