またまた、チョン・ジョンミョンさんご出演のドラマです(^-^)v
ジョンミョン氏、除隊後、初のドラマだそうで、順番的には「チャクペ」の前に撮影・放送された作品。
共演はムン・グニョンさん。名前は聞いたことあったけど、どんな作品に出演されているのかは全く知らない女優さん(((^^;)
で、ドラマ始まってびっくり!!
雰囲気も良く似てる…
K-POPのアイドルの顔は、どの子もある何種類かの系統に沿った顔立ちで、綺麗だし、ため息出るくらいだけど、人間っぽさが感じられない…
そういうとこからすると、このドラマの主演2人…ムン・グニョンさんとチョン・ジョンミョンさんはお人形のような綺麗さはなく、確かにナイスな顔立ちだけど、ハングル喋ってるのが、嘘くさく感じるほど、日本人的なお顔立ち!!
そういう意味では、日本人が見ても、スッと入っていける。
全体として、説明不足のシーンが多少あって、やっぱり、1話=65分でも足りないくらい長かったんじゃ…って感じる。
最初吹っ飛ばして、ダビングしながら、見た時には、物語の根底に「怨」の念が感じられて、ヘビーで、百恵ちゃんの「赤い」シリーズの上を行くなぁ〜なんて思ってた…
何が「シンデレラ」だって感じ。
このドラマに登場するシンデレラは何不自由なく育ち、全てを持っている。いわゆる、新「シンデレラ」は全く同情に値しない。
ただ母親を早く亡くし、母の愛に飢えている…
そこに姉となる娘を連れた後妻が登場。
その「姉」がタイトルにあるシンデレラのお姉さん。
彼女は、男を渡り歩く母親に嫌気がさし、自分を受け入れてくれた新しい父にも心を開かず、姉の登場を心底喜ぶシンデレラはには冷たくあたる…
そんな頑なな彼女の心の扉を叩いたのは、新しい父が営む都家(酒造所)のアルバイトの男。
彼(ギフン)と彼女(ウンジョ)は、それぞれ孤独な子供時代を送って成長し、運命的に出会う。
彼は、彼女の中に自分と同じ「匂い」を感じとり、彼女に救いを求めた。
ところが、彼を自分のものだと公言してはばからないシンデレラの小さな「悪意」が2人を決定的に引き裂いていく…
別の道を歩き出した2人は、8年後、彼がある意図をもって都家に舞い戻ったところで再会し、お互いに「忘れられない想い」「諦めきれない想い」に苦しむことになる。
誰にも引き裂くことが出来ない2人の絆…でも、ここで、弱々しさを前面に押し出したシンデレラの暗躍に2人は翻弄されていく…
とにかく、シンデレラが最低!!
シンデレラって、苦労して、虐げられて、やっと白馬の王子様に救い出されるって話だよね。
このドラマのシンデレラは全然違う。
ホントにムカつく!!
ラストも結局シンデレラのために身を引いて、姿を消す姉…
彼の苦境にあって、将来の約束をすることで、彼を支えた姉…
2人の約束を伝えることで妹が傷つくのを恐れ、彼にシンデレラを託す姉。
彼女との「約束」を信じ、シンデレラに義兄となることを告げ、シンデレラを今度こそ1人立ちさせた彼は、姉を迎えに行き、4つ目の話をする。
「サランへ…」
「サランへ…」
2度繰り返されたその言葉。
このたった一言を伝えるためにいくつもの苦悩を乗り越えた2人…
ホントにホントにヘビーで、ホントにシンデレラに腹立って…
でも、ハマる(((^^;)
話の内容やチョン・ジョンミョンさんの役どころは、断然「キツネちゃん…」の方がいいとは思うけど…
ギフンとウンジョの2人の切ない切ない愛が、ちょっとたまらない…これはこっちが上(((^^;)
第18話・19話はとっても良い(^-^)v