今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

[舞台」助太刀屋助六 外伝


銀座テアトルシネマと同じ建物にある劇場「ル・テアトル銀座


ビルそのものの老朽化を理由とするビルの閉鎖に伴い、こちらの劇場も無くなってしまうのかしら…


どこか別な場所に移転して、再開をするのかしら…


なぜ、そう望むのか…


それは劇場の雰囲気がとても良かったから…(^_^)v


座席数はさいたま芸術劇場などに比べてかなり多いと思う。


おそらく、赤坂ACTシアターくらいの規模ではないかしら…


でも、あちらに比べて劇場が素晴らしい。まず、椅子!!座面の半分から折れる形になっているので、背もたれにぴったりと体を預けることができ、座面の先端が少しだけ上向きになってるので、膝の曲がり具合とフィットし、長時間座っていても疲れないし、座り直すことなく、見続けることが出来た。


座面の先端が少し上向きになっていることで、足を前に投げ出さずともよく、前の席との間隔の狭さに悩むこともなかった。


赤坂ACTは、前の席との間隔があまりにも狭く、もう2度とあの劇場で観劇したくないと思わされた。


それに比べ、観る側の人間の思いをよく考えられている劇場だ。


そんなステキな劇場で観たお芝居がまたステキ!(^^)!


先日WOWOWで放送した蜷川シェイクスピアでの、市川猿之助の芝居…どうも歌舞伎口調が気になって…


ところが、今回の作品は江戸物で、猿之助のべらんめい口調がお話にぴったり(^_-)


演出のG2さんのお芝居は、過去に「江戸の空」をパート1とパート2の両方を観劇しているけど、どちらもとても楽しくて満足のお芝居だった。


今回も江戸物で、岡本喜八さんの「助太刀屋助六」をG2さんが書き下ろした芝居だという。


軽快で、楽しくて、そして、ちょっとホロリとさせられる。


大満足の2時間半(^_^)v


明日が楽日で、公演回数もあまり多くは無いけれど、こんな良質な作品を、ステキな劇場で、楽しめるって、とても贅沢だなぁと(^_-)


また、私の観劇当日は、演者の吉沢悠さん、朝海ひかるさん、忍成修吾さんのトークショーがあり、そちらでも楽しませてもらい、本当に大満足(*^_^*)


映画やドラマでは味わえない質の良いライブ・ドラマ!!


さすが、猿之助さん!!