ミュージカル映画って、いつ以来かなぁ(^_^;
学生時代、友人から就職祝いかなんかのプレゼントで前売り券をもらったのが、ミュージカル映画「椿姫」
ミュージカル映画なんて、初めてだったから、意気揚々と有楽町のマリオンに行ったら…
ピカデリーだったか、東宝だったか忘れてしまったけれど、確か1番大きな1000人近く入るスクリーンで、平日の昼間に10人にも満たない人数の中で観たのよねぇ…(^-^;
あぁ、ミュージカル映画って、人気無いのねぇと感じたことを思い出したわ。
それ以来のミュージカル映画鑑賞!!
何度も観た予告編…アン・ハサウェイの素晴らしい歌唱力に度肝を抜かれ、その後、少しずつ公開されてくる様々なエピソードに触れ、なんとしても観なくては…と。
予習でWOWOWで前作の映画「レ・ミゼラブル」を見直したけれど、途中で、あまりに切なくなって見るのを止めてしまった…
ファンテーヌがあまりにも可哀相(T_T)
今作では、言葉ではなく、歌と表情で表現していくので、普段の映画のつもりで観始めると、最初は「あれっ!?」って感じ(^_^;
でも、違和感は最初だけ…
終いには、映画じゃなくて、舞台を観てるかのような気分になってくる。
お話ももちろん良いし、俳優陣もそれぞれ素晴らしい。
でも、1番スゴいのはその歌唱力!!
まず、演者はそれぞれ素晴らしい歌唱力で、自らの役どころを表情豊かに表現していく。
あんまり、歌が上手いので、セリフに節が付いていても、なんの違和感も無くなってきて、普通に話すセリフの方がおかしく感じられてくる(^-^;
歌声の素晴らしさに鳥肌が立つ場面も少なからずあった。
舞台の様子を何台ものカメラを使って撮影し、映画として仕上げて公開される作品は、最近増えてきているけれど、この作品は、あくまで映画!!
映画的な手法で情景が映し出され、その中でのミュージカル。
ちょっと見識を新たにしたという感じ(^_^;
まだ、公開して間もないし、まだの方は、ぜひ劇場へ!!
とにかく素晴らしいです(^_-)