今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

愛と哀しみのボレロ


クラシック音楽は詳しくは無いけれど、静かに聞いてるのは好き。


心が落ち着くし、なによりなんだかスッキリする。


タイトルにあるとおり、「ボレロ」が大きな役割を果たす映画…


題名だけは知っていたけど、残念ながら、見たことは無い…私にとっては、「ゴッド・ファーザー」と同じ立ち位置にいる映画…


この度、その映画をスクリーンで観られるチャンスとあらば、行くよね(^_^;


紀伊国屋レーベル映画祭」という紀伊国屋書店が発売している映画DVD&Blu-rayをスクリーン上映するイベントに…


会場は紀伊国屋サザンシアター


新宿南口タカシマヤの裏側にある紀伊国屋書店の上階にある劇場で上映です。


場所柄なのか、意外にも来場者が多く、ちょっとびっくり(゜o゜;)


さて、お話の方ですが…


フランスは凱旋門の辺り…赤十字のチャリティー・イベントが催され、世界的に名のある舞踏家が「ボレロ」を踊る。


その場に関わった指揮者やイベント・プロデューサー、司会者、そして、ダンサー…


彼らの出自というか、そこまでの来し方を映画は淡々と追っていく。そして、「ボレロ」に繋がっていく。


ドイツ、フランス、ソ連…彼らの親世代まで遡り、彼らの人生だけでなく、親の人生にも大きな影を落とした戦争を描いたことで物語は重厚になるけれど、その分長い長い映画になっている。


アジア人なら、多少の見分けはつくけれど、欧米人が何人も登場し、親から子へ登場人物が変わっていき、さらに主要人物数人の家庭の歴史を描くわけで、段々頭の中が混乱してくる。


そこが私的には難点かなぁ(^-^;


顔の判別がつかなくなるのと同じ頃、退屈してくる(・_・;)


長いッ!!と。


ただ、そんなフラフラし始めた時に始まる「ボレロ」!!


これが圧巻というか、なんというか、この場面だけで十分元が取れる(^_^)v


途中、ベト7でも踊ってるけど、その場面もまたスゴい!!


180分強の本編にあって、ダンスのシーンはわずかだけれど、観終わってしばらく経つと「ボレロ」シーンしか思い浮かばないくらい圧倒的な場面だ。


あれをスクリーンで観られて、ホントに良かった(^_-)


今流行りのBlu-ray上映でした(^^*)