劇団の公演を見ると、ライブで鍛えた役者は基本ベースが違うなぁといつも感動する。
そして、なんだか、たくさんのエネルギーを受け止めてしまって、とっても疲れる。
と言っても、気持ちの良い疲れなんだけど(^-^;
この度は、なんとお隣町の公会堂に「青年座」の公演がくるということで…
役者さんについては個人的に知ってる人はいなかった。劇団の場合、そういうことが多い。
劇団は知ってても…ね。そういうパターンは意外に多いと思う。
ただ、1人、主演の男優さん、石母田さんは以前蜷川さんのシェークスピアに出てなかったかな?
珍しいお名前なので、覚えています。
さて、お話の内容は…
学生時代を東京で過ごした青年が実家のある田舎の村に帰ってくる。
村で、年に数人しか客の来ない民宿を営む母親と暮らしている。
かつて、学生時代には絵の勉強をしていたが、今となっては村の職員として、その才能を往かす道はほとんどない。
村に戻った後、3年付き合った女性とはまわりも認める公認の仲だが、かつての東京での暮らしが彼の決断鈍らせ、曖昧なままの関係だ。
そこへ東京から泊まり客がやってくる。
1人は主人公の学生時代の憧れの女性だった。
彼女は自分の人生のリセットをする旅の目的地を彼のいる民宿に決め、ある目的を持ってやってくる。
そして…
主人公は友人達と不法投棄されたタンスの中に金の延べ板を発見する。
思わぬ宝物と懐かしい人は、彼の人生を少しずつあらぬ方向へ引っ張っていく…
こうして、様々な隠し事をごまかすために、彼らは「つちのこ騒動」をでっち上げ、村の人達を巻き込んで大騒動へ
分かりやすいお話で、それぞれの役が面白く、楽しい2時間半だっ(^_^)v
公会堂が近いこともあって、帰宅も楽だったし、こういう時間を過ごすのはやはり大切かな(^-^;