ノオミ・ラパスは印象的な役柄をこなすよねぇ…
そう言えば、主演のレイチェル・マクアダムスとノオミ・ラパスはシャーロック・ホームズ繋がりね(^_-)
まぁ、そんなことは置いといて…
かたや、仕事が出来ると思われてる美しい上司、かたや、仕事は出来るけど、地味でどちらかと言えば「職人」的な部下。
女性の上下関係に加えて、両者を繋ぐ男との男女関係。
主人公達の関係性はドロドロした世界の中だけど、お話はいたってシンプル。
才能溢れる部下の仕事をさも自分の手柄のごとく上層部に伝え、自分の足下を固めていく、そんなイヤなヤツがいれば、誰だって殺してやりたいと思う。
でも、普通は思うだけで、ホントに殺したりはしない。
でも、この主人公は男性関係も合わせて屈辱を受けたことで、思ってたことを実行してしまう。
計画通りの策略と偶然とが、ほんの一瞬、彼女を警察の追求から逃れさせるけれど、それはホントに一瞬のことで…
結局、嫉妬に駆られた主人公の行為は白日の下に晒される。
悪いことは出来ない。
でも、そうかと言って、殺された方が全面的に被害者であるとも言い切れない。
ノオミ・ラパスは地味で地道に仕事に打ち込んできた堅実な女性を上手く表現してるけど、ダブル主演のマクアダムスは、はっきり言って、仕事が出来るキレ者には全く見えないし、女性の色香を武器に仕事に生きてるようにも全く見えない。
もう少し、悪女としての魅力を表現できる女優さんでないと、なんだかね…
その点が最後まで引っかかって…
彼女よりもう少しマシな女優さんだったら、もっと面白かっただろうに…