事前にチケットを購入しようかと思ってたど、そんなに焦らなくても大丈夫そうな雰囲気だったから、劇場でゲット!!
「バイオハザード」の監督作だと知ってたら、多分観なかったな…(⌒-⌒; )
だって、あの映画、面白くないんだもん♪〜(´ε` )
ただ、ポンペイっていうのは興味を引くじゃない?あの時代、ポンペイの街は非常に近代化されていたってテレビの特集で聞いたことがある。
政治の中心はローマのだけど、人の住む町としての機能が高かったと。
例えば、江戸時代の東京(江戸の町の中心部分)の下水設備(機能という方が正しいかな…)は世界一だったとか。
そういう目線で見たポンペイは、あの時代、どこよりも優れた生活機能を有していたと言われてるそうだ。
なにしろ、町は火山の噴火でそれまでの歴史を一瞬にして失ってしまったのだから、後の研究でその姿が明らかにされればされるほど、人類の歴史に大きな損失をもたらしたことが判明するわけだ。
こういうのを報道ドキュメンタリーじゃなく、フィクションの劇場映画として仕上げる製作陣のチャレンジ精神は拍手もんだ(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ
だから、内容がどうだとか、ただのラブストーリーじゃないかとか、いろいろ言わないで楽しんじゃおう(≧∇≦)b
主人公はオーランド・ブルーム似の剣闘士。彼はローマ人に虐殺されたケルト人の唯一の生き残り。
彼の背景から始まる物語は、ここからいったいどうやってポンペイのあの日に結びついていくのかと…
やっと着いたポンペイでも、その日までの時間が全く関連の無いストーリーで進んで行くので、途中で「おい、おい!!」と注意喚起したくもなるが…
剣闘シーンの迫力とかはまぁなかなかなので、それなりに楽しめる。
そして、悪の象徴たる元老院議員の登場で物語はいよいよ怪しくなる…
これ、火山が噴火する映画だよね?って隣近所に聞いてみたくなる頃合いになって、その時は一気にやってくる!!
火山噴火シーンは物凄い迫力!!!
これはスクリーンで観る価値、十分。
火口から噴出される岩の塊がピンポイントで船や建物を襲撃する。そんなご都合主義もこの際あんまり気にならない。
いや、気にしてたら、この映画の一番の醍醐味を楽しめなくなっちゃうからね(笑)
とにかく、噴煙があがり、火砕流が町を襲い出してからは時間との闘い!!
噴火の影響で起こる津波の迫力と脅威…
次々と飛来して破壊しつくす岩石弾…
結局、逃げても逃げても、逃げ切ることが出来ない。
その中で主人公周辺だけのドラマを追ってるので、確かに「物語」としては物足りないかもしれない。
でも、あの噴火の恐怖のなかでは、あっちもこっちも追いかけるとより散漫になるし、これはこれで良かったのではないかと…
ラストはねぇ…
ハリウッド映画はこうなるね。日本映画は奇跡が起きるけど(汗)
歴史的にもこうなるのは分かってるけど、でも、最後の瞬間まで生きることを目指した人々の闘いという…
私は意外に楽しめたな(^◇^;)