その名はよく耳にしていたウェス・アンダーソン監督作品。
作品は話題になるので興味はあるんだけど、タイミング悪くて、本作が初鑑賞のアンダーソン映画!!
チケットもなかなか取りにくい。
やっと、観に行けたって感じで、シャンテがメインの上映館だけど、TOHOシネマズ日本橋で鑑賞。同じくらいの席数なら新しい劇場の方が観やすいし…(*'▽'*)♪
ってことで、ブラックで郷愁あふれる、ある1人のホテルマンの物語を楽しんできました(*'▽'*)♪
コンシェルジュとして、その名を馳せた伝説のホテルマンは、時代に翻弄されながらも…
って説明口調になっちゃうとつまんなくなる(^◇^;)
まぁ、とにかく、かつてヨーロッパが戦火におおわれた頃、高級リゾートホテルだったグランド・ブダペスト・ホテル。
その後、国に接収されることもなく、個人のホテルとして、落ちぶれながらも細々生き残っている現状を取材に来たジャーナリストがホテルの持ち主である男から、伝説のコンシェルジュの話を伝え聞く…
全盛期はパステル・ピンクの外観が異様に目を引くホテル。
あるわけ無い展開と妙にブラックな描写がぴったりマッチしてる不思議な映画。
ウェス・アンダーソン作品は、みんなこんな感じなの?
深く心に残るとか心震えるとか、そういう感動とか無縁な感じだけど、コンシェルジュと彼を慕う弟子との関係はとても爽やかな感動を残す。
こんな作風だとハマる人はハマっちゃうなぁと感じた映画。