トム・クルーズ主演、原作は日本のSF小説。「ヒカルの碁」とか「DEATH NOTE」の人が漫画の絵を担当。
ずいぶん前から劇場で特報がかかってて、親日家と言われるトムならではのチョイスなのかなと…
正直、元ネタの小説は全く知らないし、作者の名前も全く聞いたことがなかった(。•́︿•̀。)
だから、まぁ、変な予備知識無しに観られたのが幸いだったようで、トムの鼻につくカッコつけを全く意識せず楽しめた(^◇^;)
劇場で観ようかどうか悩んでたので、試写会で鑑賞できたのはラッキー(^▽^)o
では、感想を!!
まず、タイトルは小説のタイトルのままみたい…(仮)がずいぶん長いこと付いてたけど、そのままにしたんだね。でも、クレジットには「EDGE of TOMORROW」と映画の原題が!!
原題の方がカッコ良くない?
とりあえず、原作タイトルに敬意を表したんだろうか(・・;)
遠くない未来…地球に宇宙からの侵略者がやって来る。圧倒的なパワーで押し寄せる敵に人類は為す術もない。
広告会社で広報の仕事に通じていたケイジは米軍にその力を認められ、広報官として将校の立場にある。
ところが、戦況もいよいよ最終局面を迎える段になって、彼は最前線の基地に兵士として送られてしまう。
臆病者で事勿れ主義の彼の必死の抵抗は腕自慢の兵士たちの反感を買い、基地に到着した翌日には最終決戦の地に…
そこで、ただ自分の身を守るためだけに振り回した武器で敵を打ち倒し、その敵の血を浴びた直後、彼自身も戦場で命を落とす…
ところが…
彼は目を覚ます…
覚ました場所は前日の基地に送り込まれたまさにその場所。そして、彼は再びその日を繰り返す。
彼は死ぬことで、再び前日の基地に到着したその日に戻り、生きなおすという無限ループの中に閉じ込められてしまう。
その秘密を知る仲間を得、彼は先々の記憶を辿りながら、死ぬ度に少しずつタフになり、少しずつ敵の正体に近づいていく。
たった一晩戻るだけなのに、彼の周到な準備とパワーアップで、同じ時間の中で出来ることが増えていく。
最初は少し行っては戻るケイジの時間に付いていくのは簡単だったけど、やる気になったからのケイジの時間は妙に充実しちゃって、混乱してくる。
ケイジはちゃんと記憶を辿った生き直しているから、全体を見渡せてるんだけど、彼のまわりの人達は違うから、その微妙なズレが面白い。
つまり、ケイジはみんなの秘密をいっぱい知ってるわけだ。
秘密でもなんでもないんだけどね。前の出会いで聞いていた話をしただけなのにね。
こんなふうに無限ループを表現していくのは面白いなぁ。
そして、最後の最後で敵の本体にたどり着き、既にループ出来なくなっているケイジではあるけれど、命をかけて相手をやっつける!!
これで今度こそ、ループの呪縛から開放され、彼は命を落とすことになるはずなんだけど…
あぁ〜、そうか、そう言う事ね的な最後で、締めくくり(*'▽'*)♪
相手役の女優さんとは確かに深い絆が結ばれたようだけど、どちらかというと同志的な流れが主で、こういう感じのロマンスの方がさっぱりしてて私は好き。
彼女も戦う女兵士として、カッコ良かったし(^▽^)o
とにかく、私的に今まで観たトム・クルーズ作品の中では1番面白い映画だった(o^^o)♪