今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃


久しぶりの劇場鑑賞はとっても楽しみにしてた映画。


前作と言って良いのかな…「300」は劇場では観ていない。実は、ザック・スナイダーという監督が面白いと聞いて、初めて観たのが「エンジェル・ウォーズ」で、これがいろいろ言われちゃってたけど、私的には超面白かったんだよねぇ(^O^;)


で、DVDで「300」「ウォッチマン」を見て…


「ウォッチマン」はちょっとダメだったけど(笑)「300」は最高だった〓


ジェラルド・バトラーのカッコ良さが際立ってたし、あの「ワンピース」に出てくるエネルに似てるローマの王が敵役としてまた際立ってたし…


でも、スパルタの王は前作で死んじゃってるのに、どういう話に持っていくのかと興味津々〓


しかも、今回ザックはプロデューサーに徹するわけで…


古代ローマの時代は確かに戦いの日々だったのね。だから、スパルタの戦いと平行して勃発していた他の戦争に焦点を置くことで、前作と上手〜くリンクしながら進んでいく。


でも、前作ほど感情移入出来ないのはなぜかしら。


確かに面白いし、海戦の迫力はすっごいんだが…


やっぱり、女の登場が面白さを半減させた感ハンパ無い(;`O´)o


敵として登場する女の指揮官。幼い頃に家族を無惨に殺された怨念が彼女の生きるエネルギーになっていて…


そういう「怨」の思いが根底にある時、映画は暗く、陰影の強い作品になっていく。韓国映画のパターンだ〓


純粋に自らの国を守ろうと立ち上がった主人公を初めとする人々に対して、今回の戦いはどうもトーンが違う感じ。


本編については、相変わらず面白くて、抜擢されたという監督が、前作のベースを上手く引き継いでる〓


ただ、惜しむらくは…
エンドロールに登場する映画の名場面を劇画調のアニメにした映像の方が良かったと感じてしまった私の感性(・・;)