今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

キングスマン


「こんなスパイ映画見たことない‼」っていう謳い文句のCM。


「JB」がジェームズ・ボンドでもなく、ジェイソン・ボーンでもなく、ジャック・バウアーだという超現代的なスパイ映画(笑)


にもかかわらず、スパイは英国紳士コリン・ファース!?


ロンドンの街中にあるとあるテーラー。この店の顧客はイギリスでも有名な人ばかりだった。第一次大戦後、それらの顧客は有り余る資産をテーラーに託した。


これが、世界のいずれの国にも左右されないスパイ組織を作り上げることに繋がった。


17年前、訓練中の1人のスパイ候補が実戦訓練中に亡くなる。仲間を救うために命をかけた結果だ。


コリン・ファース演じる指導官役の先輩スパイは、その死を惜しみ、彼の息子に大切なメダルを託す。


父を亡くした少年が成長し、不良グループに絡まれ、にっちもさっちも行かなくなった時、メダルの番号に電話すると…


なんだか古めかしい、イギリスっぽいスパイ・グッズの数々を繰り出し、不良グループと闘うスパイ。


成長した少年は、父の後を引き継ぐ形で、スパイの道を目指す。


優秀な候補たちの中で、数々のスパイ試験をクリアした彼は、予想に反して最終試験まで生き残る。


そして、世界を転覆させるべく暗躍する悪者と対峙してやっと一緒に闘えると思っていた先輩スパイが呆気なく殺されてしまう。


そこで、残された最後の手段として、彼が潜入することになる。


軽快なテンポで進んでた話もいよいよの段になって、結構過激でスプラッターな内容になっていくんだけど、スクリーン上では、そのシーンが全て花火の炸裂に置き換えられている。


なんだか妙な雰囲気になってくる。楽しい雰囲気を醸し出してるけど、内容はけして楽しいものじゃないよね?


でも、高い身体能力を基本に伝統を感じさせる服飾小物類に武器を仕込んで闘うスパイもなかなかカッコいい。


スタイリッシュって言葉が似合うかな?