今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

架空犯


電車に乗って、ボーッとしてた時、たまたま目に飛び込んできた車内広告


最近、車内広告にはある一定量の出版広告が混ざっている。東野圭吾、多作だなぁ…前に読んだのは何だっけ?


「架空犯」東野圭吾 著(幻冬舎)


以下、感想。。。

















ちょうどテレビ(様々な問題が山積のフジテレビ限定)でやたらと流れる「ブラック・ショー・マン」の映画CM。あれも東野圭吾


おそらく日本で1番有名で1番多作で1番映像化されてるんじゃないか?と思う東野圭吾作品だが、読んだのは片手に余る…(汗)


この度も車内広告に煽られて図書館予約したけれど、確保の通知が来るまでその存在自体すっかり忘れていた


なかなかの分量で読むのに時間がかかった。それは面白くなかったから…残念ながら、小説としての深みや面白さはどこにもなかった


ただ思ったのは、主人公・五代刑事を主演とする1クールの連ドラにちょうど良い分量ではないかと…


都議会議員の自宅から火の手が上がる。そこには、議員本人の焼死体と元女優の妻の遺体があった。夫は焼死体だが、妻は浴室で首をつっていた


最初は妻の無理心中を疑われたが、夫の首に紐状の物が巻き付いており、妻の首にも首吊りとは別の索条痕があり、自殺を偽装したものと判断された。つまり、家が延焼する前に2人は死んでいたのだ


小説はこんな形でスタート。その後は、事件を追う五代刑事を中心に、なぜ2人は死なねばならなかったのか捜査が進んでいく


まどろっこしい展開で、最後は重要参考人の1人語り状態。まさにミステリー・ドラマの展開だ!


大切な人を守るため、架空の犯人を作り出し、捜査を翻弄する。と言えば聞こえは良いが、それほど華麗な展開ではなく、むしろ泥臭いと言えば泥臭い人間模様と奇想天外なキャラクター設定


エンターテイメントを意識したモノづくりだな…と


ホント、ドラマ化したら良いんじゃないかしら?面白いかどうかは責任持たないけど(笑)