観てきました(^-^)v
145分…全く飽きることなく、画面を見続けました。
趙雲役のフー・ジュン…カッコいい!!
確かに金城武もトニー・レオンも良いけど、馬に跨がり、長い槍を操る様は本当にカッコいい…しかも劉備の息子を助けるため、一人敵地に赴くなんて…
そういう役をやっても説得力のある佇まい…中国にはまだまだ凄い役者さんがいるのね…(*^^*)
ジョン・ウーと言えば、『男達の挽歌』。。。アクションっていうより、男達の友情が描かれてた。
このレッドクリフの前編も劉備と孫権の連合軍を結びつけていく過程に「友情」や「信頼」というものがしっかり描き出されてた。
えっ、もう終わり…って思うほどにスピード感溢れた戦闘シーン。その合間に登場人物のそれぞれの特徴を見せながら、赤壁の戦いへと物語を進めていく。
スピード感溢れるシーンの中でも登場人物達のアップが多様され、武器を交える場面ではスローも入る。戦闘シーンって一本調子になっていくことがあるけど、この作品では、それは気にならなかった。見ているこちらを意識している作品という感じ。
中国古代物って、結構あっさりと残酷な場面があったりする。例えば、斬首されるシーンとか……そういった部分はほとんど無い!戦闘シーンにはあの程度の描写はあると思う、普通に。
これって、『三国志』を世界のどんな世代の人にも見てもらえるようにっていう意図があるよね、きっと。
歴史物って、一つのポイントで語らないと人物を描ききれないよ。今回は「赤壁の戦い」…と、考えてて。そうそう、『のぼうの城』これは映画向き。一つのエピソードを丹念に追わないと登場人物達が躍動しないもん。
去年観た『墨攻』、今年観た観た『王妃の紋章』。
作り手も演者も全く違う作品だけど、中国って物語に溢れてるよね。『王妃の紋章』は全くの史実ではないし、『墨攻』もどこまで真実かは分からない墨家の話だけど。妙に説得力があるんだ。
日本でも時代劇であんな作品を観たいなぁ〜。
『三国志』は吉川英治作品は読んでるけど、ちょっと視点の違うものを読みたいと思い、北方謙三作品を読み始めた。但し、図書館予約本の隙間をついて読んでるから、まだ2巻目(((^^;)いつ読み終わるか分からないけど、春に後編が公開される頃までにはなんとか、赤壁の戦いまで行きたいなぁ〜f(^^;
最後に春公開の後編の予告編まで流してくれて、十分楽しめました。
ただ、周瑜の奥さんがね、ちょっと色気溢れ過ぎ。まぁ全体が戦記物特有の武骨さで覆われてるので、その中のちょっとした色づけかもしれないけど、もう少し普通の奥さんでも良かったな……(^-^ゞ
まるで『クローズzero』の黒木メイサの「歌」みたいな立ち位置になってたぞ、小喬!!
最後に全く映画には関係ないんだけど、携帯からこの文章を送っている私。
劉備玄徳、周瑜、趙雲、関羽、張飛、曹操、孫権、諸葛亮孔明……おまけに「赤壁の戦い」も一括変換できることに驚いた(^^;)(;^^)凄いな、私の携帯!