今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

そういえば…

昨日、ちょっと前に読んだ真保裕一氏の著作について触れたけど…多分、その頃に読んだんじゃないかなぁ〜と思い出した作品があったので、ちょこっと記録。

『鈍感力』渡辺淳一著(集英社)
『そうか、もう君はいないのか』城山三郎著(新潮社)

以上の2冊。
私は渡辺淳一氏も城山三郎氏も初めて読んだ!
今まで沢山の作品があった著者なのに一切読まなかった。ところが、ここに来て2冊ほぼ同時期に読んだのはなぜか…
答えは簡単!
タイトルや評判からして、通常の2人の作品とはちょっと違うと思ったから…(^^;)))

渡辺淳一氏の作品は勝手なイメージで申し訳ないんだけど、色恋中心みたいで…私は映画もラブロマンスは全くダメで…(((^^;)
城山三郎氏の作品は難しい・堅いという、これまた勝手なイメージで…

だから、今までご縁がなかった。私のイメージとは違う作品が出たことで、ちょっと勇気が…
では、感想を…












まず『鈍感力』

私のことを書いてるのかと…f(^^;
今まで、こんなふうに自分の持つ可能性を人に褒めてもらったことないぞぉ〜(^-^)v
と、嬉しくなりました。私の中で一気に渡辺淳一株高騰!!
いかに心地よく生きていくか…について書かれている。立派なきちんとした生き方もあるだろうけど、一度きりの人生だから、心地よく生きたいよね。鈍感なことって大切なんだ!

何から何まで、ぎっちぎちにやらなきゃ気が済まない人は一度心して読め!!と言いたい…\(^o^)/



次に『そうか、もう君は…』

城山三郎氏は愛妻家だったのね…っていうより、奥様がいてこその城山三郎だったのね。奥様は天真爛漫な方。文筆業を生業にし、心身ともにすり減らすように毎日を送る夫にとっては、それこそ、素晴らしき「鈍感力」を備えた女性だったのではないかしら?

また、奥様の存在にいつも感謝の思いを抱いてたからこその作品。きっと、おふたりの中ではいろんなことがあったのだろうけど、最期の時にお互いにどんな思いを相手に抱けるか…だよね。

どちらも読んで良かったと思える作品でした。

実は、この文章を打ち込みながら、先々週の夜中に放送があったNHK音楽祭の録画を見てる。っていうか、聞いてる。

チャイコフスキー交響曲5番!
演奏の良い悪いなんて、私のような素人さんには全く分からないけど、チャイコフスキー交響曲5番6番は大好き!私の数少ない知ってる交響曲の中では、5番6番って言ったら、ベートーベンじゃなくて、チャイコフスキーだ…(^-^)v