今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

児童文学。。。

確か、ゲバラ本を読んでるハズだった私は途中様々な事情に出くわし、ちょこっとお休み…(((^^;)

別な本を先に読むことになりました。

確か世の中、ガリレオ一色で、『容疑者Xの献身』が文庫化されて、ド〜ンと山積み&平積みされてる書店で対抗するようにド〜ンと高く積み上げられてた文庫…『西の魔女が死んだ

有楽町の相田みつを美術館に立ち寄った帰りに駅前の交通会館にある三省堂書店に久々に行って、存在を知りました…(^-^;

有楽町って街、私は好きなんだよねぇ〜(*^^*)
どこがって言われても困るんだけど、日比谷でもなく、銀座でもない有楽町という街が…

で、映画にもなってるって後で知ったんだけど。
映画は観てないし、まぁ観るつもりもないけど、本くらいは読もうかなぁ〜と。
では、感想を。。。













西の魔女が死んだ梨木香歩(新潮文庫)

文庫の初版が平成13年だから、単行本として世に出たのはもっと前なんだなぁ。。。

表紙のカバーに作者についての紹介が載ってるけど、児童文学の作家さんなんだね。

あさのあつこ著『バッテリー』の大成功で出版業界も児童文学の文庫収録を積極的に行うようになったとずいぶん前の新聞で読んだ。

この作品も良品ということで、文庫収録が実現したんだろうね。確か前述した新聞記事に、児童文学の中にはその作品としての完成度が大人の読書にも堪えうるものが多いって書いてあった記憶があるよ。

実際に児童文学出身の作家さんが今は多く活躍されてるよね…

ずいぶん前置きが長くなったけど、長くなるついでにもう一言!!

行間空けすぎ、新潮社!!
最近の文庫本って、ちょっと紙の無駄遣いじゃないかと思うくらい、行間が空いてるのを見かけるけど…

この作品に関して言えば、単行本として出版された時は児童文学の区分けだったから、文庫化するに当たり、その辺も意識したとか?

こんなだから、本の値段が上がるんじゃないの?ギューッと行間をつめたら、本の厚さは半分くらいにならない?そしたら、もっと安くなるよね…きっとさぁf(^^;

まぁ言いたいことはこれくらい…(^^;)))

では、内容に関して…
外国人のおばあちゃん、やっぱりすべての日本人と感性は合わないよね。それが孫には理解できない…まだ、子供だから…

この孫は13歳の設定なんだけど、読んでていつの時代の中学生かと思った。
年齢を気に留めず、読み始めた私はずっと孫の年齢を小学生だと思い込んでた。小学3年〜4年…ちょこっと幼い部分のある子供なら5年くらいだと。

何が言いたくて、何が伝えたいのか分からないうちにお話が終わっちゃった…(・・;)

途中、誰の視点で書いてるのか戸惑う部分も何回かあり、短いお話なのに、ページを戻したり…やっぱりさぁ、本屋にいっぱい売ってるからって、万人が親しめるお話とは限らないという典型的な作品だよね。

すでに私の心は汚れてしまったってことかぁ〜(;_;)

まぁ、い〜や(((^^;)

時間の無い時にホッと癒しのための読書になら向いてると思うお話でした。
正直な感想を言うなら、手応えは無い…何様のつもりだとお叱りを受けそうだけど。ごめんなさぁ〜いm(__)m