今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

試写会!!

昨日、青山の富士フィルムのホールでの試写会に参加しました(^o^)v

大きな公会堂や映画館での試写会じゃなくて、製作サイドの富士フィルムで行われた試写会!!

こういうのは初めて…

作品自体が文化庁の後援を受けてるだけあって、ちょっと地味(((^^;)

バオバブの記憶』
   監督:本橋成一
〜3月14日(土)公開〜

試写会はまず監督を交えたトークショーから始まりました。

以下、ネタバレありの感想やらなんやら……
















西アフリカ・セネガルが舞台。首都ダカールは開発が進み、かつての自然が失われていく。

町の宅地造成地には切り倒されたバオバブの木。。。

そのバオバブの木が未だ生活の中心にある首都から遠い村にカメラは据えられる。

男達は大家族を支える仕事のため、留守がち。
母や小さな子供たちを支えるのは年長の男の子。

彼は勉強して、町に出たい。でも、父に代わる貴重な働き手として、家族を支えるために学校へは行かれない。

男の子だから、学校に行かれない…

この逆は子供の頃からよく耳にした。「女の子だから、(上級)学校へは行かなくてもいい」

バオバブの木には精霊が宿ると篤い信仰心で敬い、その恩恵で皆が生かされていると信じてる村。

淡々と日々の生活を追うカメラ…途中、申し訳ないけど、本気で寝そうになるほど、時間が長〜い尺で過ぎていく。

NHKのドキュメンタリー番組でも良い感じのセネガルの今を切り取った映画だった。

本橋監督は写真家として評価も高く、その被写体になったものを取り巻く「今」を映画にしているらしい。

今回のバオバブについても映画の中の1シーンとして、バオバブの木が映し出されていた…写真のように。

それは公開直後に写真集として発売されるらしい。

3/9(月)〜31(火)まで本橋監督の写真展があります。映画タイトルそのままに『バオバブの記憶』と題して、ミツムラ・アート・プラザ@JR大崎…にて。

入場無料…もし、この日記を見てくださった方がいたら、お勧めです。