今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

昨日の補足!?

「チェーン・ポイズン」

昨日、面白かったと書き込んだけどね…内容には一切触れてないことに気がついた!!

だから、感想の続き…















毒物による自殺。。。

主人公はさして名の通ってない週刊誌の記者。

記者としてのプライドも無い彼なのに、なぜかインタビューでは良い仕事をする。

過去に印象的だったインタビューの対象者が同じ時期に毒物で死んだ。

インタビュー当時、今すぐにでも「死」を選びかねないほどの大いなる絶望を抱え込んでいたはずの対象者は、その後1年「生きて」、「死んだ」。

なぜ、1年も先に「死」を選んだのか…もっと簡単に死ぬ「手段」はあったはずなのに、なぜ服毒自殺を選んだのか…

たまたま取材対象となった2人が相次いで、死を選んだことで、彼らの本当の自殺の「理由」を探し始める。
お話は主人公の取材の過程と並行し、先に死んだ2人と同じ道を歩き、1年先の「死」を見つめて生きる女性の1年を追う…

ここで、読者は騙されるんだ。私だけかな!!

そして、最後の段になって、「おぉ〜、そうだったのかぁ〜」って。

確かに前段に前振りはあるんだけど、ちょっと違和感が…って感じだけなんだよね。その違和感の正体に気づかないまま最後まで行っちゃうんだ…(((^^;)

毒物の入手方法が、ちょこっと都合良すぎと言えなくもないし、この毒物の魔の手から抜け出し、「生きる」道を歩むことになる女性の「1年」のお話も出来過ぎって感じもしないでもないけど…諸々、吹っ飛ばして、面白い!!

そこが「クローズ」に通じる部分。

喧嘩ばっかりで、ツッコミ所満載なんだけど、面白い!!

ここ最近は、自分の希望する本より、話題になってるから図書館予約した本ばかりを読んでいる。っていうより、そういう本ばかりが確保されてくる。

でも、「チェーン・ポイズン」みたいな本なら、大歓迎。

あぁ、面白かった(*^^*)