日記の更新は、いろいろと手が回らないんだけど…
でも、「はてな」を始めたきっかけは本と映画の感想記録だったので、その部分だけは、細々続けていかないと。。。(((^^;)
で…
この度の読了は。。。
以下、感想!!
なんだか、堅い印象のタイトル。。。
でも、内容はこのタイトルのまんまなんだよね。。。
遠く海外を旅してる間に妻を目の前で失い、殺人の疑惑をかけられた男が、帰国後、人目を避けて、地方に移り住み、残された娘を男手一つで育て上げた。
地方でひっそりと暮らしている間に、男は5扁の小説を書き残し、それぞれ学生時代の友人達に送りつけた。
小説を受け取った男達は、そこに込められた男の真意を読み取ることができず、いつしか疎遠になってしまう。
男が亡くなり、遺品整理をしていた娘は、父親の見知らぬ「顔」に触れ、今では手元に残っていない5扁の小説探しを思い立つ。
最初の1扁を見つけ出す過程で立ち寄った古書店で知り会った主人公に残りの4扁の探索を依頼する。
物語はここから動き出す。。。
着想が面白いと思ったし、主人公が小説の真意を辿る過程を読むことで、読者の側も「追想」の意味を知る。。。
サスペンスじゃないんだけど、主人公と一緒に謎解きをしてるようで…
分量的にも程よく、あっという間に読んでしまう。。。(((^^;)
面白かった!!
ただ…
最近、この「ただ」が多い気がする〜(^-^;
途中で。。。
娘は母が死ぬことになった事情を知ってるんじゃないか…
娘は母の死に何か関係してるんじゃないか…
と分かってきちゃう。。。
仮に分かっちゃっても、気にならずに読めちゃえば良いのだけど(>_<)
気になって、気になって。。。
そこがねぇ〜(((^^;)
まぁ、でも全体として、良いと思った。