お久しぶりのさいたま芸術劇場!!
相変わらず、埼京線・与野本町駅から遠い、遠い。。。まぁ、近くなるわきゃないけどね(~_~;)
しかも、全く日陰の無い炎天下…少し街路樹植えてください(^∧^)
東京より暑いぞ、埼玉!!
本当に久しぶりの「さい芸」は「NINAGAWA千の目(まなざし)」のチケットに当選して、行って来ました(^-^)v
本日、蜷川さんがゲストに招いたのは笑福亭鶴瓶師匠!!
小栗君や藤原君などの若手俳優をこよなく愛してくださる大先輩!!
蜷川さんは事務所や諸々の手続きを吹っ飛ばし、直接鶴瓶さんにオファーの手紙を送ったそうです。。。
通常は舞台に用意された椅子に座り、蜷川さんのリードで1時間のトークが披露されるんだけど…
今日は違いましたよ〜!?
「天才(蜷川さん曰く…)」鶴瓶さんは最初から物凄いスパートで、なんと普段は座って話をしないとなんだか落ち着かないという蜷川さんをよそに舞台袖のスタッフに漫才形式のスタンドマイクを所望してしまうという挙行に出てしまった!!
私達観客は鶴瓶さんのハイペースに完全に呑み込まれていきましたぁ〜(^_^;)
まぁ、1番呑み込まれてたのは、蜷川さんだったけど。。。(~o~)
とうとう1時間バッチリ、漫才形式でのトーク!!
話のペースも鶴瓶さん仕様で、「蜷川さん、どうですか?」って、鶴瓶さんが蜷川さんに話を振るパターン!!
自分が育った「落語界」の面白いエピソードや自分が出会った「俳優部」の不思議な魅力溢れる人々の話。。。
蜷川さんからは、鶴瓶さんが「俳優」として、関わった相米慎二監督や山田洋次監督の現場での「監督ぶり」の質問があり、鶴瓶さんは、山田監督の「その俳優らしからぬ」表現を引き出す演出ぶりを披露していました。
ちょうど、さい芸のシアターでは、鶴瓶さん出演の「おとうと」が上映されており、その中のワンシーンのエピソードが語られました!!
加瀬亮さんが好きな女性にプロポーズするシーンがそれ!!
印象的な話だったので、忘れないうちに記録しときます。
普段の加瀬さんなら、喋りのトーンは穏やかに落ち着いた表現だったろう。誰もがそう思ってスクリーンを見てるだろう。
ところが、加瀬さんは「ヤッター」的な元気溌剌な表現をしたそうです…
ここは、蜷川さんも「おや!!」と思ったそう。。。
鶴瓶さん曰く…
山田監督は、みんなが思うその俳優らしさをぶち破るのを楽しみに演出しているんじゃないか…と。。。
まだ「おとうと」は見てませんが、見るチャンスがあったら、ちゃ〜んと見なくちゃね!!