久々にゆっくりと本屋さんで時間をとることが出来て…
最近は、目的の本だけ、ササーッと見て終わりってパターンだったから…(^^;
ついつい、いらないとこにまで目を。。。
で、文庫の新刊コーナーで平積みされてる「相棒」のノベライズを発見!!
「観てから読むか、読んでから観るか」
貴方ならどっち?
「相棒」は「米沢版」を含め、劇場版もスペシャルも結構お話が込み入ってるから、私的には「読んでから観る!!」の選択(^^;
では、感想を。。。
「相棒-劇場版?-」大石直紀(映画脚本/輿水泰弘・戸田山雅司)小学館文庫
今回、「読んでから観る」は大正解!!
まぁ、今回もお話は込み入ってるし、スケールでかいし、びっくりでございます(^^;
ノベライズと言いながら、お馴染みの出演者達が次々と登場するので、字面を追いながらも、頭の中には、映像が浮かんでくるほど…
これだけ、キャラが固まって安心感のある作品は、なかなかお目にかかれないんじゃない?
主役の杉下さんと神戸君だけじゃなく、諸々脇役レギュラー陣までが、しっかり思い浮かべられるって凄いな!!
お話は、日本では「テロ」など起きない…という現実が招いた不幸な出来事。。。
テロに苦しむ人々が世界にはたくさんいる。日本では、その危険が少ないというのは、とても幸せなことなのに…
その幸せの裏側で、かつては様々な形で活躍の場があった「公安」の体制が日々縮小されていく。そのことに不安を感じた身勝手な警察官僚の本当に身勝手な自作自演。。。
そんな呆れるような輩に右京さんが鉄槌を食らわし、気がつけば、神戸君まで、「右京さんの正義」に傾倒していく…
多分、テレビや公式HPで見る予告編にも出てくるけど…
神戸君が大河内監察官に言うセリフ。。。
「何を守るため、誰を救うために警察官でいるんです?」
もちろん、ノベライズにも登場します!!
カッコいいぞ、神戸尊!!
テレビ同様、右京さんの「正義」炸裂で、面白かった!!