今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

エリックを探して


ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。。。


そのお名前と「麦の穂を揺らす風」という作品のタイトルだけは知っているケン・ローチ監督の作品!!


今までのケン・ローチ監督の作品とは趣を異にするという評判を耳にして、初鑑賞です!!


妻を7年前に亡くし、反抗期真っ盛りの妻の連れ子2人を養い育てるエリックが主人公。


エリックの仕事は郵便配達!!


仕事仲間はみんなお互いを思いやる素晴らしい人達…


更にエリックには30年前のダンスパーティーで知り合った最初の妻がいる。


2人の間には娘がいるが、大学に在学中に子供が生まれ、離ればなれの父と母に自分の赤ちゃんの子守りを託す…


ここから、バラバラだった「家族」が少しずつ近づき、語り合い、新たな絆を育んでいく…


反抗期の果てに犯罪の片棒を担がされた長男を救うため、エリックは一念発起!!


更に仲間達が、物凄いパワーを発揮して、エリックと息子達を窮地から救い出す!!


笑っちゃうほど、お茶目な作戦で、痛快過ぎる!!


最後はなんだか、ホロリとさせられる…あったかぁ〜い映画(^^)v


最初、エリックは思うようにいかない自分の嘆きを、彼の永遠のヒーロー「エリック・カントナ」に語りかける…


息子が床下に隠したドラッグをくすねて吸っていた時、幻影を見るかのごとく登場するカントナ


ダメダメ父さんは幻影のカントナにアドバイスされて自分を取り戻していくんだけど…


こりゃあ、日本的にはダメだよねぇ〜(^^;カントナ登場のきっかけがきっかけだから。。。(^^;


そして、本編中、度々現役時代のカントナの華麗なプレーが差し挟まれる。


ファンの熱狂ぶりもまた凄まじい。


誰の心にも理解しあえる部分がカントナであり、サッカーなんだなぁと。。。


だって、エリックの仲間達がエリック家族のために打ち立てた作戦が凄いもん(^^)dカントナなくして語れない作戦!!


観て良かった!!軽やかな家族讃歌って感じでした(^^)v