観てきましたよ〜ん♪
平日の午後、なんの割引も無い日というのは、映画館にとって、どうなんでしょう…
そんな「定価」でご覧になるお客様はそこそこいらっしゃいましたよ(^-^)v
ほぼ半分以上埋まったスクリーンで、待ちに待った「小栗三歩」の登場です!!
空撮で捉えた美しい山…
その真っ白な雪原に足跡を残し、進むのは三歩!!
コンビニ袋をバリバリチリチリ鳴らす迷惑この上ない後ろの席のお姉さんが一緒に来た彼氏(多分!?)に「あの雪山を走ってるのは、さすがに小栗君じゃないわよね…いきなり吹替えだわ!!」と!!
「女!!それ以上何か言ったら、ブッ飛ばす!!」と振り返りそうになりましたが、小心者の私は、心の中で、悪態をつくだけにしておきました…
すると、彼氏の方は少しは良識があるとみえて、女をたしなめておりました!!
近々、破局だね!!
と、人の恋路に気を削がれている間に三歩は、お一人様を救助!!
それからは2時間5分の本編があっという間でした!!
様々なエピソードを盛り込んでるので、実際に山歩きをしている方々には違和感を抱かれる部分も必ずやあるでしょう!!
でも、ノンフィクションの記録映画じゃないんだから、少々は目をつむっていただいて…(^-^;
山に素人の私ではありますが、原作の漫画「岳」を全て読んでおりますよ。基本ベースはしっかりと踏襲されているのではないでしょうか…
特にナオタとのエピソードについては、天才子役の小林海人君の名演もあり、原作を読んだ時の思いが込み上げてきて、ナオタが山荘に連れてこられただけで、涙(^-^;
参った、参った…
そう言えば、小栗君と小林君は「天地人」「東京DOGS」に続き、3度目の共演でござるな♪
三歩とナオタが2人で頂上に登るエピソードが何年か後に映画化されたら、嬉しいなぁ♪
原作だと、山で困り事が発生すると必ず三歩が登場するんだけど…映画も確かに三歩がスーパーな活躍しちゃうけど、やっぱり人間が演じてる実写だからこそのスーパーじゃない部分が、リアルさを出してるんじゃないのかな…
「海猿」みたいな音楽が流れるシーンがあって、「海猿」を観てる人には、あれの山バージョンかと感じることもあるんじゃないかなぁ…
「海猿」みたいな派手な事故は起きないし、確かに命の重さを感じさせる部分は強いけど、地味だよなぁ…
でも、それがまた、リアルさを出してる…
撮影に関して、山の風景など一切手抜きをしてないから、よりリアルに訴えてくる…
小栗君は最後の方は完全に「山猿」だったぞぉ!!
そこがまた、ホントに山にいる兄ちゃんみたい…
今週中にもう1回観に行く予定だけど、一緒に行くお友達の都合でちっちゃいスクリーンの映画館に行くんだよねぇ…(^-^;
この映画は絶対にでっかいスクリーンで観ることをお勧めします!!
有楽町の日劇はでっかい?