前評判が良く、監督は私でもその名を知ってるロマン・ポランスキー、原作者はイギリス元首相の側近と聞いたら、なんだか面白いに違いないという妙な確信を抱いてしまう(((^^;)
更に毎日ツイッターのTLに上映館・ヒューマントラストシネマ有楽町の「満席・完売」の呟きが連打されるとやっぱり観ずにはいられません。
最近、ネット予約が主の私…ヒューマントラストシネマ有楽町は窓口のみ。ついでがあるわけないから、先売りチケットをわざわざ買いに行くのもバカらしいし…
ということで、かなりの出足を予想して、上映の1時間前に窓口まで行ったにもかかわらず、2列目の席しか無い…
あんな悪条件で映画を観たのは初めて!!
上映中、ず〜っと上を見上げた状態でスクリーンを見続けることになり、迫力とかそういう問題ではない、残念な結果となりました。
次の回にすると、帰宅が遅くなるし、他の日には都合がつかないし…
こんな状態だったので、どんなに期待値の高い映画でも、半減するか…って思うでしょ?
ところが、ところが、とんでもない!!
めっちゃ面白かった(^-^)v
まず、冒頭…
フェリーの船内の駐車場に1台残る無人の車。
運転手は船内にもいない…運転手はフェリーの到着した島の岸に遺体となって漂着する。
彼は誰なのか…
イギリスの元首相の補佐官を務め、現在も彼の政治活動のスタッフである男。
さらに、彼は元首相の自叙伝のゴーストライター。
ゴーストライターの不慮の死で、新たなゴーストライターに選ばれたのが、ユアン・マクレガー!!
都会を離れた島で、元首相を取材しながら、執筆に取り組むことになった彼は、膨大な量の自叙伝の元ネタ原稿に唖然とし、持ち出しやコピーを禁じる管理の大袈裟さに呆れる。
死んだ補佐官の部屋で、元首相の話と食い違う写真を発見したところから、物語は加速する!!
スパイ・アクションでも無いし、駆け引きの繰り返される展開でも無いので、スリルとサスペンスって感じでは無いんだけど、面白い!!
まぁ、細々書いちゃうと微妙なお楽しみポイントが無くなっちゃうので、このくらいに(((^^;)
意外なラストへの流れで意表をつく終わり方。
しかも、エンドロールの音楽が絶妙♪
ユアン・マクレガーって、私の勝手なイメージで、どうも線の細い弱々しいっていうか、神経質そうな感じを受けるんだけど…
今回は、追われる立場の割には、堂々としてて、変なイメージ持ってて、ごめんなさいって感じf(^_^;
もう少し観やすい席で、スクリーン全体を見渡しながら、見たかったなぁ〜(;_;)それが残念。。。