今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

アジョシ…2回目!?


映画検索サイトで確認したら、「アジョシ」ってTOHOシネマズでは上映してないのですよ!!


TOHOシネマズなら9月いっぱいはネット予約で100円引きですからねぇ…


ところが、ところが…って感じです!!


で、まぁ、仕方なく、ご近所でもう1回観て参りました!!


上映館も少ないよね。


正直、日本映画界、いつまでも韓国映画界に先んじてると思うなよッと(・・;)


「アジョシ」は確かに「ウォン・ビン」の映画だ。


でも、ほぼ出ずっぱりで2時間の尺をスクリーンに釘付けに出来る俳優力はあっぱれでござろ〜て。


だいたい日本の俳優で、これだけの魅力を醸すことが出来る人はいるか?


そりゃあ、俳優個人のファンなら、2時間のうちに5分でも満足なんだろうが、私は少なくとも、漢(おとこ)系アクション映画大好きだけど、ウォン・ビンのファンでは無いぞ。その私にも熱い感動を与えてくれた彼のカリスマ性というか、存在感というか…こんな役者が普通にいる韓国映画界って、凄すぎだろ〜て。


本国、韓国でも大成功を収め、韓国内の映画賞に様々ノミネート、受賞しているそうだ…


日本なら、こんなR指定のつく映画に日本アカデミー賞の脚光は当たらない!!


そんなとこからして、やっぱり負けてるよ…


勝ち負けじゃないけどさ、次から次へと圧倒的な映画が登場してくる下地を日本もそろそろちゃんと考えないと…


だいたいウォン・ビンが、あんなアクションどっぷりの役どころをこなせるとは誰も思ってないでしょ?


そこを突き抜けて、説得力を持たせちゃう「役者力」に脱帽!!


私は未見なので、偉そうには言えないが、「アジョシ」を韓国版「レオン」だと言う人がいる。


「レオン」の子役が今やアカデミー賞で主演女優賞を取るほど年月が経ってるわけだから、似たような着眼点に立つ映画が出てくるのは当たり前。


それでも、人を惹き付けてやまない魅力が「アジョシ」にはあるってことだ。


「アジョシ」はどちらかと言えば、香港映画のような匂いただよう、アンソニー・ウォンやかつてのチョウ・ユン・ファが躍動するような世界感…


韓国映画は、韓国独特の民族性に根差してる作品からどんどん脱皮してる…


韓流ドラマとは流れの違う勢いで、映画の世界に乗り込んできたよ!!


ウォン・ビンのイケメンを売りにして宣伝をせず、作品として勝負してる感じがまた自信を感じさせる…


もう1回どころが、まだまだ観たい!!


そんな魅力に溢れた映画!!


完璧な映画だから、何度も観たいと思うわけじゃないんだな、映画って。