今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

江戸の青空(弐)@世田谷パブリックシアター


まず注意!!写真と本文には全く関係ナシ!!


世田谷パブリックシアターの芸術監督が野村萬斎さんということで、シアター内に掲示されてたポスターをカメラに!!


さて、北九州芸術劇場プロデュースの本作…第1作も世田谷パブリックシアターで観たのだけど…


ホントに面白い(^_^)v


腹を抱えて笑うほどの場面もあって、江戸の庶民の日常を楽しく、時にはホロリとさせながら、みせていく!!


主役の坂東巳之助さんはその名を聞けば歌舞伎の人だと分かる通り、舞台での芝居のテンポがしっかりしていて、やっぱり基礎が違うんだなぁ〜って感心!!


NHKの言葉遊びの番組で見たことがある柳家花緑さんは、途中女形も演じ、1人2役で、さすがに「咄家」としての手際の良さで、リズムをつけていく…


松尾貴史さんも2役…


妙に高尚でなく、妙にコアなファンがいるわけでもなさそうな、でもしっかりとした脚本としっかりとした演出に支えられた芝居。


前作にも感じた印象は出演者が入れ替わっても、特にぶれることがない。


こんなに安心して楽しめるお芝居って、凄いよね♪


しかも、会場の世田谷パブリックシアターは、ホントに観やすい劇場で…


例えば、今年小栗旬君が出演した赤坂ACTシアターや青山劇場など1000人以上のキャパの劇場では、絶対に味わえない安心感がある。


確かに商売だから、客が入った方が良いに決まっているが、その作品の内容というか、スケールが劇場に見合ったものなのか…


その点で言えば、この「江戸の青空」は高い満足感が得られるお芝居だと思う。


残念ながら、20日(日)で東京公演は終了し、これから地方公演を経て、ふるさと北九州で大楽を迎えるわけですね!!


どうか、出演者の皆さんが怪我もなく、無事に大楽まで走りきれますように(^_^)v