タイトルからは、なんだか笑いの臭いさえ感じる映画ですが…
違いますよ〜(((^^;)
ちゃんとした(!?)社会的な映画でした(((^^;)
韓国には未解決三大事件という社会に注目された事件があるそうです。
その1つが、「殺人の追憶」として映画化されて、世に出た。
事件を十分に取材し、考察し、監督なりの事件の「結末」を描き、世に問うた。
忘れ去られた事件の記憶を呼び覚まし、新たな視点を提示する。
「殺人の追憶」で用いられた手法。
「カエル少年…」も同じような手法で事件を追っていく…
被害者少年の両親が、事件が忘れ去られるのを防ぐためについた小さな嘘が、多くの人を巻き込んで、後戻り出来ない闇の中に…
実話ベースで、被害者側の様子と事件を取材するテレビ局の演出家の様子…
子供達の白骨化した遺体が発見され、彼らを死に至らしめた凶器の形状が示され、犯人への取っ掛かりが出来た辺りから、完全に映画に引っ張りこまれちゃう!!
ラストで、被害者少年の母親の1人が自分のついた嘘を涙ながらに詫びる…
親なら、ついても許される嘘…だと思った。
かなり満足度の高い映画だった。
「殺人の追憶」並みに面白いかも…って、ちょっと期待して観に行ったんだけど、全然クリア(^-^)v
途中、テレビ局の演出家が「犯人」にたどり着くんだけど、犯人の様子が不気味…
いわゆる殺人鬼が普通の顔して生活してる恐ろしさ。
子供を失う悲しみにくれる被害者家族の物語だけでなく、対になる犯人の異常さや事件を追う者達の姿…
面白かった!!
ホントに面白かった!!