今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

韓国ドラマ「チャクペ〜相棒〜」


全32話を見終わったので、感想を。


主演のチョン・ジョンミョンさんを知ったのは、映画「青い塩」…


兵役を終えた彼。既に兵役に就く以前に日本で、ファン・ミーティングをするなど、かなり人気はあったご様子(((^^;)


まぁ、私が知らなかったわけで…ごめんなさいm(__)m


ってことで…


歴史物というか、時代劇ではありますが、王朝系の大河ドラマではなく、あくまで市井に生きる名も無き人々にスポットを当て、腐敗した役人達に翻弄される世の中とそれらを打ち破ろうとする義賊の闘いを描く。


第9話までは、主人公達は15歳の少年…


当時の朝鮮にあった身分制度に縛られ、1人は両班(りゃんばん)の家庭に、1人は賤民(せんみん)の子として生まれる。


ところが、賤民の子として生まれた子が、その母親の身勝手な愛情のために両班の子とすり替えられ、このことが彼らの将来に大きな影響をもたらす…


2人は、書堂(いわゆる、学校…)の先生を介して出会い、永遠に「相棒」としての契りを交わす。


そして、10話からは、その10年後…


いよいよ、「大人達」の登場!!


両班の家庭に育った賤民の子ギドクは、いわゆる、警察の働きをする役所で働き、両班の家に生まれながら、賤民として、物乞いとして生きてきたチョンドォンは商人となっていた…


商人チョンドォンが、身分制度に縛られる世の中で、腐敗した役人達に苦しめられる民衆を救うために義賊の仲間入りをし、彼を警察として追及するギドクと闘っていく後半は、2人の出生の秘密と絡み合って、なかなか面白い(^-^)v


どんなに志しがあっても、身分や社会の腐敗という環境に邪魔され、思うように生きていくことが出来ない人々の哀しさを描いていて、時代劇に普遍のテーマは国を問わないのだなぁと…


とにかく、賤民の子として育ちながら、誇りを失わず生きるジョンミョンさんの役が凛々しい!!