劇場試写会にて鑑賞!!
まず、自分のチョイスでは絶対に引っ掛からない映画です(((^^;)
テレ朝製作、東映配給ということで、監督はまさかの「和泉聖治さん」!!
えっ!!「相棒」じゃないよね?って思ったのは、私だけじゃないよね?絶対!!
だから、主演は水谷豊氏?
まず、私のチョイスの網には引っ掛からないけど、でも、良い映画でした。
暖かい、家族の物語。
日本映画特有の「説明過多」もあまり感じなかった。
東京でいじめられていたのに、東京に戻りたがる長女…
新しい自分の可能性を見つけ出すために留まりたい長男…
てんでんばらばらだった家族は、母親のエキセントリックな変化で、同じ方向を向き始める。
なんてことない…みんな、それぞれが感じていた「座敷わらし」の存在を母親が口にしたことで、家族の共通の話題が生まれ、目に見えない「友人」への思いやりが、都会で忘れていた心の平穏を呼び戻す…
そんな中でも、お父さんにはいつまで経っても、「座敷わらし」が見えないンだけど…(((^^;)
家族の平穏な日々に安心した父親は、少しずつ仕事の成果を上げていく。
そして、再び東京勤務が言い渡された時…
子供達は嫌がり、「座敷わらし」の六ちゃんの存在も枷になり、大いに悩む。
でも、お母さんの鶴の一声で、再び東京へ。
六ちゃんへのお別れのお菓子とおもちゃをリュックいっぱいに詰め込んで、別れの挨拶の代わりに荷物の片付いた家に置いて、東京へ。
途中、食事をしようと車を降りる時、六ちゃんへのリュックが…
え〜ッ(^^;)(;^^)
六ちゃんまで越してきちゃったよ〜(((^^;)
笑える!!
六ちゃん役の小さな女の子が、とっても可愛らしい。
今時のスター子役さんみたいな、こまっしゃくれた可愛らしさじゃなくて、純粋な真っ白な可愛らしさ。
丈の短い着物にへこ帯、おかっぱ頭の真ん中をまっすぐ縛って…
長男と祠の前で大の字に寝ころんだ姿は、もう抱き締めたいくらい愛らしい。
台所仕事をするお母さんの背中にしがみつくようにおぶさる姿は堪りません。
子供の可愛らしさってものを改めて感じる場面です。
家族で観るのにお勧めの映画です(^-^)v