久しぶりの金城武映画です!!
そして、久しぶりの相方以外の人と一緒に観る映画です!!
よくよく考えてみたら、アクション監督としても、素晴らしい実績を残しているドニー・イェン氏の映画って、「孫文の義士団」以来…2本目だ!!
とにかく、ドニー・イェン氏のアクションのキレは半端ない!!
かつて殺人集団の首領の息子として、組織のナンバー2を自負してきた彼は、10年前、命乞いをする子供までも手にかけることにふと我に帰り、組織を逃れ、遠い田舎の村にやってくる。
村で偶然出会った連れ子のいる薄幸の女と出会い、紙職人として、つましく暮らし始めた。
女との間に彼の息子が生まれ、4歳になった時、村に逃亡犯として手配中の男が2人やってくる。
金を奪おうとする逃亡犯を偶然にも殺してしまった男…
そこに街から捜査官Xがやってきて、偶然というには出来すぎな2人の逃亡犯の死に疑問を抱く。
正直、観てる側から言わせてもらうと、どう見ても、男が上手く2人をやっつけたのは分かってるし、なにしろドニー・イェンなんだからね…で、こーの辺は、結構グロくて眠くなる(((^^;)
観なくても、分かってることを芝居の成り行き上、延々観せられるのは少々グロくたって、眠くなるんだ(>_<)
男の正体が判明し、彼こそお尋ね者のタン・ロイ(合ってる?)だと捜査官が気づいた時…
彼を引き戻そうとする組織の者達が村に襲いかかる。
結局、村をまもり、愛する家族を守り抜くために、もうしないと決めた殺人を犯す…
男をひたすら愛し、信じる女。タン・ウェイの表情が素晴らしい!!
この辺りからは、アクション満載で、息つく暇もないほど…
捜査官が絶体絶命の男を一瞬の機転で救う…彼の命と引き換えに…
捜査官自身にもその心には傷があり、男を救うことで、やっと解放される。
後半の流れ、アクションの凄まじさ、どれも一級品だと思うけど、ちょっとグロいので、ご注意あれ…