今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

キリング・フィールズ〜失踪地帯〜


渋谷発の映画をだいぶ経ってから、銀座で観る(((^^;)


銀座シネパトスは、渋谷が苦手な私に素敵な対応をしてくれる映画館(((^^;)


キリング・フィールズ(失踪地帯)と言われるエリアを持つ町…


そんな町を背景に少女達が標的になる事件が頻発する。


自分達の管轄で発見された少女の惨殺死体…


同時期に「キリング・フィールズ」を管轄に持つ隣の警察署の管内で、再び少女が行方不明になり、死亡が疑われる。


主人公の刑事たちは、同一犯の犯行との見立てをし、捜査を進めていく…


いくら犯罪多発地域とはいえ、町にやって来たよそ者はやはり目につく。


刑事達は、あらゆる可能性を当たりながら、ある少女の保護をきっかけに犯人にたどり着く。


執念の捜査で犯人にたどり着くが、銃撃戦になり、自らも傷つきながらも事件解決し、映画は終わる…


頻発する少女誘拐殺人事件に共通項を見出だそうとして悩む刑事達をカメラは追い、様々な状況証拠と「刑事の勘」で犯人に近づいていく様子がじっくり映し出されていく…


地道な捜査と凄惨な事件の対比が淡々と画かれていくので、かなり疲れる。


救いは、犯人グループの男が身を寄せていた女の娘がキリング・フィールズから救い出されたことだけ…


刑事達の執念を画きたかったのか、凄惨な事件の起こる町の空気を画きたかったのか…


どっちつかずの印象が残った…


少なくとも、犯人の背景については詳しく語られないし、確かに説明に時間を割かない映画らしい映画ではあるけど…


サム・ワーシントンは雰囲気あるなぁ。


アバター」で世界的に注目され、次々とスクリーンに登場している現在、彼1人でも十分な存在感を発揮してる…


崖っぷちの男」も楽しみだ!!