今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

韓国ドラマ「グッバイ・ソロ」


「グッバイ・ソロ」の「ソロ」は誰?


って思いながら、見続けましたが、人の名前じゃなくて、「ソロ(1人)」にバイバイって意味?


それなら…分かる気がする。


明るい性格で、いつも多くの友人に囲まれている主人公…


でも、彼は自分の出自による悲しい過去が原因で家族と上手くいかなくなり、1人で生きる道を選んでいた。


いつも、自分より他人の痛みに反応してしまう彼は、高校時代の友人がついた大きな嘘にも目をつぶり、受け入れる。


彼の恋人に好意を抱くが、「友人の恋人」だからという理由で、思いを封印する。


そんな彼が、様々な人と出会い、様々な思いを抱えながら、人のためでなく、自分のために生きる道を選びとっていく過程がこのドラマの主題。


多分、現在レンタル店で入手可能なチョン・ジョンミョン君出演のドラマは全て見たと思うんだけど、今作が私のNo.1かな…


チョン・ジョンミョン君は不遇な立場の青年の役が多いなぁ…


ご両親がいないとか、不倫の子だとか…


そういったバックボーンを抱えながら生きてる役ばっかだ(>_<)


でも、そんな辛い状況を抱えながらも、明るく生きてる青年…


苦境にあっても、「純粋」さを失わない青年をやらせたら、ピカ一な俳優さんなんだなぁ(^-^)v


終始安心して見てられたのは「キツネちゃん、何しているの?」くらい…


基本的に運動神経の塊みたいな人だから、アクションじゃなくても、普通に走ったり、チャリに乗ったりする場面でも、その姿が綺麗(*^^*)


大きな近代的ビルに囲まれたソウルの町の一画にある庶民の台所である市場…


そこに集う人達の日常がドラマの舞台。


過去のある出来事で、言葉を発することが出来なくなったハルモニが1人で切り盛りする食堂。


そこに転がり込んだ少年が主人公のキム・ミンホ(チョン・ジョンミョン)。


彼は自分が母の浮気の末に生まれたことを知り、さらには友達だと思っていた同級生にハメられて高校を中退…


結局、彼は家にも学校にも自分の居場所が無いことを知り、1人の生活を選ぶ…その時、彼に優しく手を差し伸べたのがハルモニだった。


彼にとって、ハルモニは自分で選んだ「家族」


その後、彼はまわりの人々の様々な事情を呑み込み、理解しようとする。


だから、自分より他人を優先してしまう。他人の心配ばかりしているから、都合の良い「いい人」になってしまう…


そんな「いい人」が、友人の恋人の寝顔を見て、キスしてしまう。彼が初めて「自分」を主張した瞬間…


小さな主張が大きな変化を生み始め…


いよいよ、韓国ドラマの真骨頂のドロドロ・タイムへ(((^^;)


それでも、完全にドロドロ・ドラマにハマりきらないのは、チョン・ジョンミョン君自身の持つ「明るさ」のおかげかな(*^^*)


そして、キム・ミンホと1人の女性を奪い合う形になる友人役にキム・ナムギルが…


多分、年齢はチョン・ジョンミョンの方が2つか3つ上なんだろうけど、キム・ナムギルの方がお兄さんに見える…(((^^;)


あははははは


童顔って素晴らしい!!


また、キム・ナムギルも影のある役で、良いお仕事!!


登場人物にそれぞれドラマがあり、全てにかかわっていくミンホ君の優しさが暖かいドラマです\(^_^)/


以上(^-^)v