今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

屋根裏部屋のマリアたち


「トガニ」で、ずっしりと重い荷物を持ってしまった感いっぱいの私は、少し気分を晴らしたくて、ハシゴに選んだ映画は…


「屋根裏部屋のマリアたち」!!


この前観た「あの日 あの時 愛の記憶」の予告編に流れた映画。

あまり気にも留めてなくて、観る気なんて全く無かったのに…


あの日、予告編を観て、急に「これだ!!」って(^_^;)


普段なら、渋谷はすっごく億劫なんだけど、 「トガニ」も観るし、ついでのつもりでBunkamuraのル・シネマへ(^_-)


舞台はフランス。いまや、フランスのセレブはスペイン人のメイドを雇っている。


叔母の紹介でフランスにやってきたマリア。


彼女は雇い主の家の屋根裏部屋に叔母や友人のメイド達と暮らし始める。


洗面所も無く、トイレも共同。雇い主からしたら、大変な苦境の中で暮らす彼女たちだが、彼女たちはどこまでも前向きで明るい。


そんな彼女たちに感化されて、雇い主は自らの生きる道を見つけ出す。


それは、マリアと共に生きること…


マリアの苦悩と自らのケジメ…


ラストで雇い主は、再びマリアの美しい笑顔に出会える。


様々な困難がありながらも真剣に相手を思いやる気持ちにあふれた映画で、ある意味、純愛映画といえるんじゃないかな…


とても、シンプルで素敵な映画(^_^)v